報道発表

岡田外務大臣とフック・ベトナム計画投資大臣の会談の結果

平成22年4月14日
(写真)岡田外務大臣とフック・ベトナム計画投資大臣の会談の結果 (写真)岡田外務大臣とフック・ベトナム計画投資大臣の会談の結果




本14日(水曜日)、17時25分から約30分間、岡田外務大臣は訪日中のフック・ベトナム計画投資大臣と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 経済協力

    フック大臣から、ベトナムに対する日本政府のODAに感謝する旨述べたのに対し、岡田大臣から、2009年度のベトナムに対する日本のODAは、過去最大規模の1500億円を超過する見込みである、我が国支援が有効かつ適正に活用されるよう協力いただきたい旨述べました。フック大臣からは、日本のODAはベトナムにおいて有効かつ適正に活用されており、ベトナムの発展に大きく貢献している旨述べました。
    岡田大臣から、南北高速鉄道については、4月12日にワシントンで行われた日越首脳会談において、ズン首相が、ベトナムは日本の新幹線方式を導入することを検討する、その際にはプロジェクトの効率性を確保するため、日本から適切な資金の手当がなされることを期待すると述べたことを踏まえ、我が国としては、南北高速鉄道がベトナムの国家と国民に真に利益をもたらすために、まずは調査を行い、採算性や安全な運営等の課題を乗り越える方策をベトナムとよく相談していきたい旨述べました。
    これに対しフック大臣からは、民間資金の活用の可能性も含め、本プロジェクトが効率よく展開されるよう日本側とよく協議していきたい旨述べました。
    また、フック大臣からは、南北高速道路について引き続いての支援の要請があったほか、ラックフェン港建設について官民連携による日本の支援をお願いしたい旨の発言があり、岡田大臣からは、これらについて調査を行った上で実現していきたい旨述べました。
  2. 原子力協力

    岡田大臣から、ベトナムの原子力発電所建設計画について、4月12日の日越首脳会談において、ズン首相から、同計画への日本の参画については、両国の戦略的パートナーシップに基づいて真剣に検討するとの前向きな回答をいただいた、日越間では様々な協力を積み重ねてきた、我が国がパートナーに早期に選ばれるよう、貴大臣からも支援いただきたい旨述べました。フック大臣からは、日本の原子力発電の安全性と技術を高く評価しており、ベトナムとしては、原子力発電分野で今後日本と協力していくことを希望している旨述べました。
  3. 人材育成面での協力

    岡田大臣から、日越両国は経済・経済協力面だけでなく、人的交流等より幅広い分野において協力・交流を拡大できる潜在性を有している、例えばベトナム人留学生の受け入れ等人的交流は重要である旨述べました。フック大臣からは、インフラ整備と並んで人材育成はベトナム経済社会開発戦略の重要な柱であり、日越間で交流を発展させていきたい、ベトナム人留学生や技能実習生の受け入れについて日本政府の更なる支援をいただきたい旨述べました。
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