報道発表

日ベルギー外相会談(概要)

平成22年4月7日
(写真)日ベルギー外相会談(概要) (写真)日ベルギー外相会談(概要)




本7日(水曜日)、午後7時30分より9時30分まで、岡田外務大臣は来日中のステフェン・ファンアッケレ・ベルギー副首相兼外相と飯倉公館において会談及び夕食会を行い、二国間関係、国際場裡における協力及び地域情勢について意見交換を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岡田大臣より、ファンアッケレ外相の訪日に歓迎の意を表するとともに、日ベルギー関係は良好であり、今般レテルメ首相とファンアッケレ副首相兼外相が同時に訪日されたことは、二国間関係を深化する上での絶好の機会であると認識している旨述べました。それに対して、ファンアッケレ外相より、ご多忙のところお時間を頂き感謝、今般のレテルメ首相と自分の訪日により、良好な日ベルギー関係を一層強化する契機としたい旨述べました。
  2. 二国間関係について、岡田大臣より、良好な経済関係は現在の日ベルギー関係の基盤であり、今後双方が投資環境を更に整備し、双方向のバランスの取れた投資拡大を目指すことが重要である旨述べ、二国間経済全体の発展のためには日EU経済連携協定も必要であり、日本としては来る日EU定期首脳協議において、日EU経済連携協定に向けた共同研究の立ち上げに合意したい旨述べました。それに対して、ファンアッケレ外相より、日本側の立場を理解する、ベルギーとしては、関税・非関税双方において進展が見られることを重視している旨述べました。また、先方の関心に応えて、鳩山政権の外交方針につき岡田大臣から説明しました。
  3. 国際場裡における協力について、両外相は以下の事項について意見交換を行いました。

    (1)核軍縮について、ファンアッケレ外相より、ベルギーは核兵器のない世界を支持している旨述べるとともに、最近の欧州戦術核の撤去を巡る議論を紹介しました。
    それに対して、岡田大臣より、「核兵器のない世界」に向けた中期的取組として、核兵器の役割低減が重要である旨強調し、ファンアッケレ外相も同意しました。

    (2)安保理改革について、先方より、日本は国際社会において責任ある行動をとっており、正に常任理事国として相応しい、また、国連安保理改革の早期実現に向けて協力していきたい旨述べました。それに対して岡田大臣より、常任理事国入りへの支持に謝意を表するとともに、共に改革に取り組んでいきたい旨述べました。
  4. 地域情勢について、両外相は以下の事項について、意見交換を行いました。

    (1)アフガニスタンについて、岡田大臣より、アフガニスタンの安定と復興は国際社会の最重要課題であり、特に、元タリバーン末端兵士の再統合が重要である旨述べました。それに対して、ファンアッケレ外相より、ベルギー軍の派遣期間延長につき説明し、我が国の対アフガニスタン支援に対しても高い評価の意を表明しました。また両大臣は、アフガニスタン政府自身の役割が重要であることで一致し、民生支援を充実させていくための方策につき意見交換を行いました。

    (2)アフリカについて、ファンアッケレ外相より、大湖地域につきコンゴ(民)を中心に情勢分析を述べたことを受けて、岡田大臣より日本のアフリカ支援について説明したところ、先方より日本のアフリカ支援策を評価する旨述べました。

    (3)その他、両外相は、ASEM、ミャンマー情勢についても意見交換を行いました。
このページのトップへ戻る
目次へ戻る