報道発表

岡田大臣とボルセヴィッチ・ポーランド上院議長との会談

平成22年3月16日
(写真)岡田大臣とボルセヴィッチ・ポーランド上院議長との会談 (写真)岡田大臣とボルセヴィッチ・ポーランド上院議長との会談




本16日(火曜日)、岡田大臣は、訪日中のボルセヴィッチ・ポーランド上院議長と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岡田大臣より、ボルセヴィッチ上院議長が「連帯」をはじめとするポーランドの体制転換において果たした大きな役割に敬意を表した上で、二国間関係、気候変動、核軍縮・不拡散等の国際場裡の諸課題においてより一層連携していきたい旨述べました。また、ポーランドが国連安保理改革、北朝鮮問題における我が国の立場を一貫して支持していることに感謝の意を表しました。
  2. ボルセヴィッチ上院議長よりは、EU、NATO加盟国としてのポーランドの現状、世界金融・経済危機を経てもプラス成長を続けているポーランド経済の現状等につき説明があり、ポーランドは、今後、環境・エネルギー分野において、最先端の技術を有する日本と協力していきたい旨述べました。また、ポーランドが設立に主導的役割を果たしたEU東方パートナーシップ(注1)において域外国である日本と連携したい旨述べました。
  3. 経済関係について、岡田大臣より、ポーランドに進出している250社以上の日系企業に対する引き続きの企業支援を要請すると共に、経済関係の一層の強化のため、日・EU間で経済連携協定に関する議論を進めていきたい旨述べました。これに対し、ボルセヴィッチ上院議長より、日・EU経済連携協定の締結についてEU加盟国内に様々な意見が存在すると承知しているが、意見が相違する部分を解決しつつ締結に向けた議論を進めていきたいとする日本側の立場を理解する旨述べました。
  4. アフガニスタン支援について、双方は、本年1月に、アフガニスタンにおいて日・ポーランド共同支援のプロジェクト(注2)が成立したことを歓迎し、引き続き、アフガニスタン支援において連携していく意思を確認しました。
  5. 最後に、岡田大臣からの質問に応える形で、ボルセヴィッチ上院議長より、自分が「連帯」の活動家であった頃は、体制転換が実現し、現在のようなポーランドになるとは想像できなかった、現在、国民の約8割がEU・NATO加盟を果たしたポーランドの現状を支持しており、この数字は如何に体制転換が成功したかを示していると考える旨述べました。

(注1)昨年5月に立ち上げられたEUと東方6カ国(グルジア、ウクライナ、アゼルバイジャン、モルドバ、アルメニア、ベラルーシ)との協力関係を強化するための枠組み。

(注2)アフガニスタンにおける日・ポーランドPRT連携案件(草の根・人間の安全保障無償資金協力案件:本年1月25日にG/C署名)
   (1)「ガズニ県基礎教育環境改善計画」(ガズニ市における学校建設(3校))
   (2)「ガズニ県ハジャ・オメリ郡農地宅地保全堤防建設計画」(河川の氾濫による農地・住宅への被害防止のための堤防建設)

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