報道発表

カウダー独連邦議会キリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)会派院内総務による岡田大臣表敬

平成22年2月16日
(写真)カウダー独連邦議会キリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)の岡田大臣表敬 (写真)カウダー独連邦議会キリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)の岡田大臣表敬




本16日(火曜日)、来日中のカウダー独連邦議会キリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)会派院内総務は岡田外務大臣を表敬し、日独関係、気候変動、核軍縮・不拡散について意見交換を行ったところ、その概要は以下のとおりです(先方より、ショッケンホフ独連邦議会CDU/CSU会派副院内総務、ハイバッハ独連邦議会人権・人道支援副委員長(CDU)他が同席)。

  1. 冒頭、先方より、今般訪日は強固な日独関係を更に強化していきたいとの思いに基づく、既に日本の各界要人と極めて興味深い議論を行い、遠来の疲れもどこかに行ってしまうくらいである旨述べました。岡田大臣より、先般のヴェスターヴェレ独外相兼副首相の訪日(1月14日)の成果にも触れつつ、共通の価値観を有する日独両国が国際社会の諸課題の解決に向け協力していくことが重要であると述べました。双方は、そのような協力の可能性を今後とも模索していこうとの点で意見の一致を見ました。
  2. 気候変動について、コペンハーゲンで行われたCOP15の成果について意見交換するとともに、次のCOP16に向けて、日独が協力して米、中国等の主要排出国に対する働きかけを行っていくべきだとの点で意見が一致しました。
  3. 核軍縮について、先方より、5月のNPT運用検討会議などの場で、国際社会として、核軍縮・不拡散に向け強いシグナルを出す必要があり、日本が重要な鍵となる役割を果たすよう期待していると述べました。核軍縮・不拡散の分野でも日独が協力して努力していくべきであるとの点で意見が一致しました。
  4. 双方は、イランの核問題についても意見交換しました。先方より、イランの核保有は中東地域に大きな影響を及ぼし得るのみならず、国際的な不拡散体制の観点からも容認できない、イランがIAEAを始めとする国際社会の要求を受け入れないなら、ドイツとしては、EU内のパートナーや米国等と協力し、国連安保理におけるより厳しい制裁措置を目指すことも辞さない、ロシアはより理解を示しつつあると思う、今後中国の理解を取り付けていく努力が重要であろうとの考え方を述べました。
  5. 岡田大臣より、先方の質問に答える形で、先般の韓国訪問(2月10日から11日)の概要、北朝鮮情勢の現状を巡る評価について説明しました。また、日露関係についても、昨年末のモスクワ訪問(12月27日から28日)に触れつつ、日本の考え方を述べました。
  6. 岡田大臣より、先方の質問に答える形で、日本にとって中国は隣国として大きな存在であり、相互依存関係の進む重要な国であるが、不透明かつ急速な形で進む軍拡など、先の米国のQDRでの記述にも見られるような、難しい問題もある、いずれにせよ、中国が責任ある役割を果たすよう、国際社会として関与していくことが重要であると述べました。これに対し先方より、中国が隣国であるとの点を除けば、独として全ての点について完全に同意できると述べ、中国に対し国際社会として一層関与していくことが重要との点で意見が一致しました。
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