報道発表

岡田外務大臣とアッバース・パレスチナ自治政府大統領の会談等

平成22年2月9日
  1. 本9日(火曜日)、岡田外務大臣とアッバース・パレスチナ自治政府大統領の間で、短時間の会談に引き続いて、約1時間のワーキングディナーが行われました。
  2. 岡田大臣より、1996年に選挙監視団の一員としてパレスチナを訪問したことに触れつつ、昨8日、鳩山総理との間で幅広く意見交換いただいたところであるが、中東和平の実現に向け、我が国としてしっかり努力していきたい旨述べました。
  3. アッバース大統領より、日本のパレスチナに対する政治的及び経済的支持を高く評価する旨述べるとともに、西岸において治安が改善し経済が発展していること、米国よりイスラエルとの間接交渉の提案がなされていること、エジプトの仲介によりハマスとの和解に取り組んでいるが、ハマスはこれまでのところ和解に同意していないこと等を説明しました。
  4. また、同大統領より、我が国が推進する「平和と繁栄の回廊構想」を積極的に進めていきたい、パレスチナ国家建設に向け、日本が東アジア諸国と協力する構想は重要である等述べました。
このページのトップへ戻る
目次へ戻る