報道発表

日豪外相会談(概要)

平成22年10月13日
(写真)日豪外相会談 (写真)日豪外相会談




本13日(水曜日)17時25分から約50分間,前原誠司外務大臣は,大臣接見室において,ブリュッセルで開催されるパキスタン・フレンズ会合に向かう途次に来日したオーストラリアのケビン・ラッド外相と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1. 両外相は,先般の国連総会において日豪両国が共催した核軍縮・不拡散に関する外相会合の成功を確認した上で,このプロセスを具体的な成果に繋げていくため,今後とも緊密に協力していくことで一致しました。
  2. 前原大臣より,尖閣諸島に関する日本の原則的立場を述べた上で,先のASEM首脳会議に際して日中両首脳が戦略的互恵関係を推進していくことで合意したことを踏まえ,日中関係改善のために努力していく旨説明しました。
  3. 経済連携に関し,ラッド外相から日豪FTA交渉が進展していない現状につき言及があったのに対し,前原大臣より,横浜APECまでにFTAに関する包括的な基本方針を策定すべく作業を進めていること,その中で環太平洋パートナーシップ(TPP)への参加についても検討している旨説明しました。前原大臣は,日本は豪州の高速鉄道プロジェクトやレア・メタルにも関心がある旨述べました。
  4. ラッド外相より捕鯨問題は国際司法裁判所(ICJ)において審理が進んでいる旨言及があったので,前原大臣よりこの問題は日豪間における唯一の懸案である旨述べました。両外相は捕鯨問題が良好な日豪関係全体に悪影響を与えないようにすることで一致しました。
  5. 両外相は,5月に署名した日豪物品役務相互提供協定(ACSA)に続き秘密情報保護協定の交渉を促進することなど日豪間の安全保障面での協力を深化させるとともに,価値観を共有する日米豪三カ国の協力も推進していくことが重要であると確認しました。
  6. 最後に両外相は,横浜APEC成功のため協力していくとともに,様々な課題について今後とも緊密に連絡をとりあっていくことで一致しました。
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