報道発表

ウルグアイ東方共和国に対する一般文化無償資金協力「観光スポーツ省柔道器材整備計画」に関する書簡の交換について

平成21年6月30日
  1. 日本政府は、ウルグアイ東方共和国政府に対し、「観光スポーツ省柔道器材整備計画(the Project for the Improvement of Judo Equipment of the Ministry of Tourism and Sports/el Proyecto para el Mejoramiento de Equipos de Judo del Ministerio de Turismo y Deporte)」の実施に資することを目的として、2,920万円を限度とする額の一般文化無償資金協力を行うこととし、このための書簡交換が6月30日(火曜日)(現地時間29日)、ウルグアイの首都モンテビデオにおいて、日本側竹元正美駐ウルグアイ国特命全権大使とウルグアイ側ゴンサロ・フェルナンデス外務大臣(His Excellency Mr. Gonsalo Fernández, Minister of Foreign Affairs)との間で行われました。
  2. ウルグアイでは、青少年による麻薬等犯罪予防対策としてスポーツを奨励しており、地域住民がスポーツを行う機会を提供するため、観光スポーツ省はスポーツ環境を整備する計画を進めています。ウルグアイ柔道連盟も、右計画の対象として、専用の柔道場を有することになり、柔道器材の整備が急務となっていますが、活動に不可欠な柔道器材は輸入に頼らざるを得ないため、費用面での負担が大きく必要な整備を行うことができない状況にあります。
    このような状況の下、ウルグアイ政府は、柔道器材を購入するために必要な資金につき、日本政府に対して一般文化無償資金協力を要請してきたものです。
  3. 本計画の実施により、ウルグアイではより適切な環境で柔道に取り組むことが可能となります。
    またこれを契機に、柔道を通じた人的交流や日本独自の文化・精神への関心の高まりが促進することが期待されます。
    なお、日本としては、伝統武道である柔道の普及を日本理解の促進に繋がるものとして積極的に支援しており、本件計画への支援はその一環として行うものです。
このページのトップへ戻る
目次へ戻る