報道発表

中曽根外務大臣とモッタキ・イラン外務大臣との電話会談

平成21年5月18日

5月18日(月曜日)、17時50分から約20分間、中曽根弘文外務大臣は、モッタキ(H. E. Mr. Manouchehr MOTTAKI)・イラン・イスラム共和国外務大臣との間で電話会談を行いました。本件電話会談は、日本側からの求めによるものです。

  1. 冒頭、中曽根外務大臣から、先般のイラン訪問(5月2日(土曜日)~3日(日曜日))の際の心遣いに対する謝意を述べつつ、今次訪問を両国のハイレベル対話の更なる進展に繋げたい、アフマディネジャード大統領にも宜しくお伝え願いたい旨述べました。
    また、ロクサナ・サーベリ女史の釈放に関し、これを喜んでおり、イラン政府として、適切な結論を出されたことを評価する旨述べました。
  2. これに対し、モッタキ外務大臣からは、中曽根外務大臣のイラン訪問と時を同じくしてサーベリ女史事案の再検討が行われ、イランの司法権が下した結論を嬉しく思っている旨述べました。
    また、中曽根外務大臣のイラン訪問時に合意した「アフガニスタン支援に関する日・イラン協力」を実行に移して行くことが重要であるとしつつ、イラン・アフガニスタン・パキスタン3か国首脳会談が近くテヘランにて開催予定である旨の紹介がありました。
  3. これに対し、中曽根外務大臣から、アフガニスタン支援に関する協力を着実に進めていきたい旨述べるとともに、地域の安定には地域各国の建設的な協力関係の醸成が重要であり、我が国としてイランの努力を高く評価する、イラン・アフガニスタン・パキスタン3か国首脳会談が地域の平和と安定に寄与することを期待する旨述べました。
    更に、イラン・米関係や核問題等に関し、イランの側から積極的に行動することの重要性を改めて指摘し、その一例として、包括的核実験禁止条約(CTBT)批准や追加議定書締結への前向きな動きを働きかけました。
  4. これに対し、モッタキ外務大臣からは、NPTやIAEAに言及しつつ、イランは国際社会における様々な条約や枠組みに参加しその義務を果たしているが、然るべき利益を享受していない、他の国々がイランの権利を尊重するならば、イランとしても新たなステップを取ることが出来る旨述べました。
  5. 最後に中曽根外務大臣から、今後とも緊密に連絡をとっていきたい旨述べ、先方もこれに合意し、会談を了しました。
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