
日本ブラジル環境セミナー「気候変動対策における日本・ブラジルの役割と協力の可能性」の開催について
平成21年3月4日
- 3月13日(金曜日)、外務省は、国際協力機構(JICA)及び米州開発銀行(IDB)アジア事務所との共催で、「日本ブラジル環境セミナー『気候変動対策における日本・ブラジルの役割と協力の可能性』」を開催します。
- 気候変動問題は、昨年7月の北海道洞爺湖サミットでも主要テーマとして取り上げられたように、人間活動や自然生態系に極めて深刻な影響を及ぼす恐れがあることが益々強く認識されるようになっており、早急かつ世界規模での取り組みの強化が求められています。
- 一方、近年、新興国の台頭等を背景に、国際的に食料・エネルギー問題が注目されています。気候変動問題は、食料・エネルギー問題とも密接に関係しており、複合的な対応が不可欠となっています。ブラジルは、バイオエタノールの生産・利用を長年推進してきた歴史を持ち、また、食糧増産余力の点でも世界有数の潜在力を有しています。また、世界最大の森林保有国でもあります。
- 本セミナーでは、持続可能なバイオ燃料生産や森林管理に焦点を当てつつ、食糧問題との関係にも目配りしながら、経済成長を阻害しない持続可能な気候変動対策における日本・ブラジル両国の役割と協力の可能性について、両国の有識者の間で議論を行います。これを通じ、日本における本テーマに関する理解の促進と共に、これまでの緊密な二国間関係も活かしつつ、地球規模問題に共同で立ち向かうグローバルパートナーとしての両国間関係を確認・強化し、我が国が国際的取組みを主導していくための立場の強化が図られることが期待されます。
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