報道発表

福山外務副大臣のカルザイ・アフガニスタン大統領表敬(概要)

平成21年11月19日

11月18日(水曜日)、アフガニスタンを訪問中の福山哲郎外務副大臣(総理特使)は、ハーミド・カルザイ・アフガニスタン大統領を表敬したところ、概要以下のとおりです。

  1. 冒頭、福山副大臣からカルザイ大統領に対し、鳩山総理からの親書を手渡すとともに、大統領就任への祝辞を述べました。これに対し大統領より、鳩山総理からは先日も電話を頂き、日本からの50億ドルの支援表明に大変感謝すると申し上げたところである、今般日本政府を代表して福山副大臣に大統領就任式にご出席頂けることを大変嬉しく思うと述べました。
  2. カルザイ大統領より、自分は今後、(1)治安の回復、(2)国の発展と開発の2点に主に取り組んでいきたいと述べ、カブール空港ターミナル整備の例を挙げつつ、日本の支援はこれらの目的に資するものであると述べました。その上で大統領より、先日、鳩山総理宛に日本の支援に感謝を表明する書簡を送ったところであり、その中で今後日本に水資源管理及び電力について協力頂きたいと書いた旨述べました。これに対し福山副大臣より、日本はアフガニスタンの治安の安定に期待しており、警察支援を含め、様々な協力を行っていきたい、水資源と電力に関しては、日本が表明した50億ドルの支援の中で何ができるか検討していきたい旨述べました。
  3. カルザイ大統領より、日本はあらゆる分野で発展を重ねてきた経験があり、日本による支援はどんな分野のものであれ有難い旨述べました。これに対し福山副大臣より、日本による支援をアフガニスタンの安定と復興に活用して頂くためにも、治安の回復、ガバナンスの強化、汚職対策への取組を強くお願いしたい旨述べ、大統領は、もちろんである、それは我々の責任であると述べました。
  4. 福山副大臣より、今後和解の問題をどのように進めていく考えかと質問したのに対し、カルザイ大統領より、アル・カーイダと関わりを持たないタリバーンも含め、可能な限り早くロヤ・ジルガ(国民大会議)を開催したい、和解の問題についてはサウジアラビアの関与とパキスタンの協力が必要である旨述べました。また、来週、東京で和解に関する会議が開催されるものと承知しており、アフガニスタンからも代表を派遣する予定である、これはアフガニスタンにおける和解のための準備にも寄与するものであると述べました。
  5. 福山副大臣より、再統合に関して、日本としては元タリバーン兵に対する職業訓練等の実施の可能性を検討している、建設的な支援を行うためにアフガニスタン側の協力をお願いしたい旨述べました。これに対しカルザイ大統領より、もちろんである、日本はDDR(旧国軍兵士の武装解除・動員解除・社会復帰)やDIAG(非合法武装集団の解体)で多くの経験を有しており、その経験を活かした協力を行っていただきたい旨述べました。
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