報道発表

日・フィンランド外相会談

平成21年11月5日

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本5日(木曜日)午後7時00分より午後9時00分まで、岡田外務大臣は、外務省賓客として来日中のアレクサンデル・ストゥブ・フィンランド共和国外務大臣と飯倉公館において会談及び夕食会を行い、二国間関係及び国際情勢について意見交換を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭ストゥブ外相より、招待に感謝する、自分は世界のバランスが西から東へシフトしていると見ている、その中での訪日となり、まことに時宜を得たものと思っていると述べたのに対し、岡田大臣より、日本としてはアジアに民主主義を広めていき、アジア全体が平和で豊かになる中で日本が繁栄を享受することが重要であると考えている旨応じました。
  2. 東アジア共同体に関し、ストゥブ外相より、世界が多極化へ向かう中で望ましい方向へのイニシアティブであり評価したいと述べたのに対し、岡田大臣より、長期的なビジョンとして打ち出したものであり今後一歩一歩具体化を図っていきたい、かかる共通のビジョンにより未来志向の考え方が共有されつつあるのは大きな変化である旨述べました。
  3. EUに関しストゥブ外相より、EUは国際社会において一つの声で話さなければならない、リスボン条約が間もなく発効して制度は整うので、かかる観点からは強力な「EU大統領」が選ばれることを期待している旨述べたのに対し、岡田大臣より、EUが構築されてきた過程のように出来ることから始めていくことが重要、欧州と比べてアジアは多様性に富んでいるが、その多様な価値観を認め合うことが必要と考えている旨述べました。
  4. 軍縮・不拡散分野及び平和構築に関し、ストゥブ外相より、日本とはNPTや武器貿易条約に関し協力関係が築かれていて喜ばしい、平和構築に関しても協力を深めていきたい旨述べたのに対し、岡田大臣より、同意する、平和構築分野での交流についての提案に感謝する旨述べました。
  5. 国連安保理改革に関し、ストゥブ外相より日本の常任理事国入りを支持している旨述べ、岡田大臣より謝意を表明しました。
  6. その他、両外相は、国際情勢として、ロシア、中国、アフガニスタンに関し意見を交換しました。
  7. 最後にストゥブ外相より、大変お忙しいとは思うが是非フィンランドへも足を運んで欲しい旨招待があり、岡田大臣より時期を見て是非訪問したい旨応じました。
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