報道発表

日・マレーシア外務次官級政務協議の開催について

平成21年1月23日
  1. 1月23日(金曜日)午後、東京において、日本側から佐々江賢一郎外務審議官ほか外務省関係者、マレーシア側からラスタム・モハマド・イサ(Tan Sri Rastam bin Mohd Isa)外務次官ほか外務省関係者が参加し、日・マレーシア外務次官級政務協議が開催されました。
  2. この協議では、2008年5月に行われた日・マレーシア首脳会談のフォローアップを含め、二国間関係や地域情勢、国際的課題等について意見交換が行われました。
  3. 二国間関係については、マレーシアが経済発展を遂げ発展途上国から脱しつつある現状を踏まえ、2006年に発効した日・マレーシア経済連携協定(EPA)の活用による貿易・投資関係の拡大・深化、2001年以来首脳クラスで累次取り上げられてきたマレーシア日本国際工科大学(MJIUT)の設立、我が方がUNDP経由で実施したマレーシアPKO訓練センターへの100万ドルの支援等、二国間の関係を新たな分野にまで広げていくことについて協議が行われました。
  4. また、地域・国際情勢については、フィリピン・ミンダナオ情勢、ミャンマー情勢、海賊対策等の海上安全保障問題、北朝鮮情勢、対中関係、ガザ情勢を中心とする中東和平等、現在、国際社会で高い関心を集めている様々な問題について有意義な意見交換が行われました。
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