(1)本日の戦略対話においては、基本的価値を共有するパートナーである日韓両国間の関係を一層強化するための方途につき意見交換を行い、両国間の交流強化、特に政府間対話の推進、青少年交流の推進等の重要性につき一致した。また、日韓間の懸案についても、緊密な意思疎通、連携を通じて処理していくことの重要性を確認した。なお、慰安婦問題については、当方より、河野官房長官談話を継承するとの日本政府の立場を改めて説明した。
(2)北朝鮮に関しては、2月の六者会合における合意を着実に実施するため、引き続き日韓間で緊密に連携していくことの重要性を確認した。また、当方からは、最近行われた「日朝国交正常化のための作業部会」の結果につき説明した。この他にも、米国や中国との関係、国連等についても意見交換を行った。