「アジア諸国における核セキュリティ強化に関するセミナー」の議長総括について
平成18年11月9日
- 9日、外務省及び国際原子力機関（IAEA）の共催で東京で開催された「アジア諸国における核セキュリティ強化に関するセミナー」（11月8日及び9日）が終了した。
- 本件セミナーには、19カ国より約100名の参加者があった。なお、アジア地域において核セキュリティをテーマとする国際会議が開催されたのは今回が初めて。
- 本件会議後、議長総括（英文：別添参照（PDF）
）が公表された。議長総括は、セミナーにおいて、（1）核セキュリティへの脅威が存在すること、（2）原子力開発において核セキュリティが不可欠な要素として重視されること、（3）核セキュリティ関連の国際的枠組み（核テロ防止条約等）を通じて脅威に対処すべきこと、（4）テロ行為防止のための国際協力が必要であること、（5）2年後に、核セキュリティ向上につき再検討会議を開催すべきことが留意されたことなどを報告している。
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