
国連スーダン・ミッション(UNMIS)への文民派遣について
平成17年8月26日
- 今般、外務省職員の工藤裕介(くどう・ゆうすけ)事務官(中東アフリカ局中東第二課)が国連スーダン・ミッション(UNMIS)に採用されることとなった。
- 工藤事務官はアラビア語を専門とし、スーダン勤務経験を有している。同人はハルツームにあるUNMIS本部の統合ミッション分析センター(UMAC:Unified Mission Analysis Center)に配属され、情報分析業務を担当する。派遣期間は本年9月からとりあえず6ヶ月を予定している。
- わが国としては、工藤事務官のUNMISにおける活動が、スーダン和平プロセスへの一助となることを強く期待している。
- なお、スーダンにおいては、20年以上にわたり南北間で内戦が続いていたが、本年1月に和平合意に調印されたことを受け、本年3月にUNMISが設立され、本格的な活動開始に向け準備が進められている。