OECDと日本_パンフレット日本語版24年9月
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インド太平洋地域へのアウトリーチインド太平洋地域へのアウトリーチ 日本が2014年の閣僚理事会で立ち上げを主導したOECD東南 日本が2014年の閣僚理事会で立ち上げを主導したOECD東南アジア地域プログラム(Southeast Asia Regional Programme: アジア地域プログラム(Southeast Asia Regional Programme: SEARP)の10周年に際し、東南アジア諸国からの加盟に向けた動きSEARP)の10周年に際し、東南アジア諸国からの加盟に向けた動き等を祝い、OECDが世界経済の成長を牽引する東南アジアへの等を祝い、OECDが世界経済の成長を牽引する東南アジアへのアウトリーチを一層強化する必要性を発信しました。アウトリーチを一層強化する必要性を発信しました。ルールに基づく自由で公正な経済秩序ルールに基づく自由で公正な経済秩序 「共通の価値」の下に加盟国が結束して行動するOECDの場で、 「共通の価値」の下に加盟国が結束して行動するOECDの場で、OECDの設立目的である自由貿易と投資促進を通じた健全な経済OECDの設立目的である自由貿易と投資促進を通じた健全な経済成長の重要性を発信しました。成長の重要性を発信しました。先進的課題における日本のイニシアティブの推進先進的課題における日本のイニシアティブの推進 G7広島サミットの成果を踏まえ、生成AIや自由なデータ流通な G7広島サミットの成果を踏まえ、生成AIや自由なデータ流通などデジタル分野を始め、気候変動など国際社会の先進的課題へのどデジタル分野を始め、気候変動など国際社会の先進的課題への対応における議論を主導しました。対応における議論を主導しました。岸田総理による基調演説岸田総理による基調演説議長を務める上川外務大臣議長を務める上川外務大臣2024年閣僚理事会-議長国としての日本-2024年閣僚理事会-議長国としての日本- 日本は1964年、アジアで初めてOECDに加盟し、経済の開 日本は1964年、アジアで初めてOECDに加盟し、経済の開放を一層進め、特にOECDの資本移動及び貿易外取引の自由化放を一層進め、特にOECDの資本移動及び貿易外取引の自由化規約に沿った自由化努力の結果、自由な貿易と投資に支えられ規約に沿った自由化努力の結果、自由な貿易と投資に支えられた経済成長を実現してきました。また、米国に次ぐ第2位の分担た経済成長を実現してきました。また、米国に次ぐ第2位の分担金拠出国として、OECDにおける議論に積極的に参加するとと金拠出国として、OECDにおける議論に積極的に参加するとともに、1990年以降は事務次長を輩出するなど、人的貢献も含もに、1990年以降は事務次長を輩出するなど、人的貢献も含めOECDの中で重要な役割を果たしています。めOECDの中で重要な役割を果たしています。 2024年、日本はOECD加盟60周年を迎え、5月2日から3日 2024年、日本はOECD加盟60周年を迎え、5月2日から3日にかけて、10年ぶり3回目の閣僚理事会議長国を務めました。にかけて、10年ぶり3回目の閣僚理事会議長国を務めました。「変化の流れの共創:持続可能で包摂的な成長に向けた客観的で「変化の流れの共創:持続可能で包摂的な成長に向けた客観的で高い信頼性に裏づけられたグローバルな議論の先導」のテーマの高い信頼性に裏づけられたグローバルな議論の先導」のテーマの下、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の形成に向けて、下、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の形成に向けて、以下の3つを含む諸課題においてリーダーシップを発揮しました。以下の3つを含む諸課題においてリーダーシップを発揮しました。

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