まるごとわかる! 日本と湾岸諸国
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写真提供:内閣広報室 写真は2018年1月安倍総理オマーン国訪問の様子 右がカブース国王[JACAR(アジア歴史資料センター)Ref.A06031065000 写真週報61号]愛知万博サウジアラビアデーでサウジアラビアのゲストと村の子どもたち(2005年9月)とある愛の物語日本からイランへの旅路いまでは現地児童も通学!「2011年 東日本大震災」友好関係を知る、主な出来事これまでも、これからも!これまでも、これからも!オマーン王家と日本は関係が・・・カブース国王の先々代のタイムール国王は退位後に日本に定住し、日本で出会い恋に落ちた日本人女性と結婚しました。このようなオマーン王家と日本のつながりも親日国家たる由縁かもしれません。「そよかぜ」号に乗って当時のイラン皇太子の成婚を祝うため、日本政府は国産飛行機「そよかぜ」号をイランに向けて訪問飛行させました。「そよかぜ」はペルシャ語で「ナスィーム」といい、東から吹く「ナスィーム」はよい知らせを意味するといわれています。素敵なエピソードですね。アブダビに日本人学校 開校1978年に開校したUAE日本人学校ですが、2006年からUAE人の生徒を受け入れている世界でも珍しい日本人学校です。UAE人としてのアイデンティティーを持ちながら、日本語や日本文化を理解し、日・UAEの二国間関係に貢献する人材を育てる、同国の歴史的な取組の一環です。日本に向けた湾岸各国のさまざまな支援19351939ある日本の村とサウジアラビアの物語愛知県豊根村は、2005年の愛・地球博での「一市町村一国フレンドシップ事業」をきっかけに、サウジアラビアとの交流を続けています。サウジアラビア人留学生を豊根村に招待するなど、住民の皆さんがアイデアを出し合いながらさまざまな取組を行っています。留学生の宿泊受け入れを担当する旅館の女将さんは、自らイスラム文化を学びイスラム教に則った食事を提供し、留学生からは「日本のお母さん」と呼び慕われています。その姿は、まさに 「グローカル」です。20051978PickUP !PickUP !●クウェートは日本との団結を示し原油と義援金を提供。この支援に対し各地では、義援金で再建した施設等にクウェートの名を冠して感謝の念を表しています。●カタールは「フレンド基金」を設立し復興プロジェクトを実施。また、LNGを提供。日本の復興に向けた歩みを、共に手を携え進めてゆく友でありたいというカタールの願いと意志が込められた支援プロジェクトです。●オマーンは世界第4位の義援金を寄付。政府要人や企業がチャリティーイベントを呼びかけ、国を挙げて日本を支援しました。とよね5愛知万博での出会い
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