ブックタイトルG7 伊勢志摩サミット 2016
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G7 伊勢志摩サミット 2016
G7伊勢志摩サミット2016首脳会議世界経済の下方リスク、国際秩序に対する一方的な行動による挑戦といった喫緊の課題に対し、普遍的価値に立脚したG 7として、連携して国際社会を主導していくことで一致しました。安倍総理大臣の議長の下で、5月2 6日は、第1セッション(ワーキング・ランチ)で「G7の価値・結束、世界経済」について、第2セッションで「貿易」について、第3セッション及び第4セッション(ワーキング・ディナー)で第5セッション「気候変動、エネルギー」「政治・外交」について、G 7首脳による議論が行われました。翌2 7日の第5セッションでは「気候変動、エネルギー」について、議論が行われました。世界経済の下方リスク、国際秩序に対する一方的な行動による挑戦といった喫緊の課題に対し、普遍的価値に立脚したG7として、連携して国際社会の取組を主導していくことで一致しました。特に、世界経済については、G 7として、金融政策、財政政策、構造改革の3本の矢のアプローチの重要な役割を再確認しつつ、特に、機動的な財政戦略の実施と構造政策を果断に進めることについて、協力して取組を強化することの重要性に合意第4セッション(ワーキング・ディナー)「政治・外交」し、G 7が世界経済を牽引するとの明確な姿勢を発信しました。また、アジア開催のサミットとして、海洋安全保障や北朝鮮問題といったアジアの議題を重点的に議論しました。テロ、難民問題といった政治外交問題や、気候変動・エネルギーや開発等、国際社会が直面する様々な課題についても、首脳間で率直に意見交換を行いました。第5セッションで発言する安倍総理大臣アウトリーチ会合G7首脳にアジア・アフリカの首脳及び国際機関の長を交え、「アジアの安定と繁栄」、「開発、アフリカ」について活発な議論が行われました。5月2 7日、G 7首脳間の議論に続いて、アウトリーチ参加国・機関を招き、アウトリーチ会合を開催しました。第6セッションで「アジアの安定と繁栄」について、第7セッション(ワーキング・ランチ)で「開発、アフリカ」について議論が行われました。アウトリーチ会合には、アジア・アフリカの首脳(チャド、インドネシア、スリランカ、バングラデシュ、パプアニューギニア、ベトナム、ラオス)や国連を始めとする国際機関の長(国連、I M F、世銀、O E C D、第6セッション「アジアの安定と繁栄」A D B )も議論に参加しました。「アジアの安定と繁栄」をテーマに、「質の高いインフラ投資」及び「開かれ、安定した海洋」について議論が行われたほか、今回は「持続可能な開発のための2030アジェンダ( S D G s )」採択後初めてのG7サミットでもあることから、「保健」や「女性の活躍」に焦点を当てつつ、S D G sの推進及びアフリカの開発について議論が行われました。G7及びアウトリーチ招待国首脳の集合写真