What is theG7 Summit?4日 程 2021年6月11日(金)~13日(日)全体テーマ 「より良い回復」新型コロナウイルス感染症の世界的拡大以後、初めて対面で開催されたG7サミットであり、G7として協力して新型コロナに打ち勝ち、より良い回復を成し遂げ、国際協調と多国間主義に基づき、民主的で開かれた経済と社会を推進することで一致しました。議長のジョンソン英国首相(当時)が掲げた「より良い回復」という全体テーマの下、G7の中心的議題である、世界経済・貿易や外交・安全保障について、G7首脳間で率直な議論が行われました。新型コロナ対応を含む国際保健、気候変動・生物多様性および基本的価値に関する議論については、アウトリーチ国や国際機関からの参加も得て、議論が行われました。日 程 2022年6月26日(日)~28日(火)全体テーマ 「公正な世界に向けた前進」ロシアによるウクライナ侵略に対し、G7が結束して国際社会の秩序を守り抜くことを確認しました。岸田総理大臣は、ロシアによるウクライナ侵略への対応や、物価対策を含む世界経済、インド太平洋などの地域情勢、気候変動といった課題について、2023年のG7日本議長年を見据え、日本として積極的にG7の議論を主導しました。第1回サミット全体会議に臨む各国首脳(1975年)G7コーンウォール・サミット、2021年G7エルマウ・サミット、2022年1970年代エネルギー問題、石油危機以後の経済の回復2000年代世界経済、気候変動、アフリカ開発、テロ1980年代多様化する経済問題、東西政治対立気候変動・エネルギー、開発1990年代東西冷戦構造の終焉、グローバル化2010年代世界経済、地域情勢、G7サミットについて知ろう!年代別にみる主な議題サミットの歴史1970年代に入り、ニクソン・ショック(1971年)や第1次石油危機(1973年)などの諸問題に直面した先進国の間では、マクロ経済、通貨、貿易、エネルギーなどに対する政策協調について、首脳レベルで総合的に議論する場が必要であるとの認識が生まれました。このような背景の下、ジスカール・デスタン仏大統領(当時)の提案により、1975年11月、パリ郊外のランブイエ城において、フランス、米国、英国、ドイツ、日本、イタリアの6か国による第1回サミットが開催されました。1975年のランブイエ・サミットの結果、世界経済問題に対応するために先進国の首脳が集まって政策協調のための議論の場を持つことの重要性が認識され、その後、各国が持ち回りで議長国を務めつつ、毎年首脳会合を行うことになりました。その後、G7サミットでは、世界経済の諸問題と並び、その時々の世界の情勢を踏まえ、地域情勢や様々な地球規模課題についても議論されるようになり、その重要性は一層高まりました。近年のG7サミットの議論の流れG7コーンウォール・サミットG7エルマウ・サミット
元のページ ../index.html#4