記者会見

川村外務報道官会見記録

(平成27年6月3日(水曜日)16時31分 於:本省会見室)

冒頭発言

(1)韓国におけるMERS感染症の発生に対する政府の対応

【川村外務報道官】5月20日以降,韓国で中東呼吸器症候群(MERS)が発生しています。昨6月2日時点で2名の死亡例が報告されておりまして,感染者も30名に増加するなど,緊張した状態が続いています。
 外務省では,在外邦人の方々の安全確保の観点から,情報収集と発信を続けています。6月1日付けにて「感染症広域情報」を更新し,発出するとともに,昨6月2日,新たに韓国及び中国を対象とした「感染症スポット情報」を発出しました。これによりまして,MERSの発生状況と感染予防に関する注意喚起を行いました。在外公館におきましても,ホームページや一斉メールを通じまして,在外邦人の皆様への注意喚起を随時行っております。また,日本旅行業協会,いわゆるJATAを通じて,会員の旅行代理店への周知も行っています。
 MERSは,これまで中東を中心に感染者が発生しているウイルス性呼吸器疾患でありますが,6月1日付けのWHOの発表によれば,これまでに,世界全体で累計で1,154名のMERS感染者と少なくとも434人の死亡者が報告されています。
 政府としましては,引き続き発生状況を注視しつつ,在外邦人の方々に対して適時適切な情報発信を行いながら,国内での発生防止に向けて,水際対策も含めて関係省庁間で連携して適切に対処して参る所存です。

(2)全国市長会議に際する外務大臣主催レセプション

来たる6月10日に「全国市長会議に際する外務大臣主催レセプション」を飯倉公館において開催いたします。このレセプションは,全国の市長,駐日外交団等をお招きして,懇談・意見交換を通して,地方自治体の国際交流活動を更に深めていただくことを目的として開催するものであります。
 地方自治体は,国際的相互理解,日本の地位向上,日本のブランド力強化等の観点から,外交上重要な役割を果たしています。外務省は重要なパートナーである地方自治体との連携を強化し,オールジャパンでの外交を展開しているところであります。
 本レセプションは,その連携強化の一環として,例年,6月の全国市長会議の開催に合わせて実施しています。また,今年度で9回目を迎えることになります。
 また,このセプションでは,地域の魅力,地元の物産等を紹介するコーナーを会場内に設置して,地方自治体自らが外交団等にPRを行われるというように承知しております。 
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