記者会見

副大臣会見記録(要旨)(平成25年1月)


INDEX




副大臣会見記録(平成25年1月31日(木曜日)17時16分~ 於:本省会見室)(動画版他のサイトヘ

冒頭発言-「外国人の受入れと社会統合のための国際ワークショップ」の開催について
【鈴木副大臣】外務副大臣の鈴木俊一でございます。初めて,本日,記者会見させていただきますが,よろしくお願いいたします。
 2月6日(水)に外務省で,場所は太田区民ホールというところでありますけれども,平成24年度の「外国人の受入れと社会統合のための国際ワークショップ」を開催いたします。
 当日,私も出席いたしまして,冒頭のあいさつをさせていただく予定でございます。東日本大震災の発生から,まもなく2年経つわけでありますけれども,今回のワークショップでは,「大規模災害と在留外国人」というテーマで東日本大震災の経験を踏まえて,大規模災害時における在留外国人への支援のあり方につきまして,国内外の有識者によります討論を行う予定でございます。

目次へ戻る

慰安婦問題

【時事通信社 松本記者】本日の代表質問の関係で副大臣にお伺いします。
 本日の代表質問の中で安倍総理から共産党の志位和夫委員長の質問に対する答弁という形で河野談話に関する答弁があったと思うのですけれども,その総理からは,「私としてはこの問題を政治問題・外交問題化させるべきではないと考えている。総理である私からは,これ以上申し上げることは差し控えたい」というような答弁がありました。
 この発言に関して,副大臣ご自身は河野談話に関して,いろいろご議論がある問題だと思うのですけれども,副大臣自身は,この談話についてどうお考えなのかということと,この総理発言をどう受け止められているか,外交当局としてどう受け止められているか,この二点を伺いたいと思います。

【鈴木副大臣】総理の答弁は,総理の答弁に尽きるのだと思います,総理のお考えは。
 繰り返しになるかもしれませんけれども,慰安婦問題については,筆舌に尽くしがたいつらい思いをされた方々のことを思い非常に心が痛みます,この点についての思いは歴代総理と変わりありませんということを総理は述べておられますし,また,御指摘のように,この問題を政治問題・外交問題化させるべきではないと考えているということでございまして,総理のお考えはこの答弁に尽きると思います。
 私も,個人的なということでありますが,外務副大臣という立場で同様に今までの歴代総理・政府の考え,それと同様に思ってございます。

目次へ戻る

在アルジェリア邦人に対するテロ事件

【共同通信社 斎藤記者】アルジェリア事件を踏まえた検証と対応についてお伺いしたいのですが,これから検証作業と,それから具体的な対応策の策定に向けた作業が本格化していくと思うのですけれども,副大臣はご自身アルジェリアにも行かれましたし,現地情勢も踏まえた上で,どういう対応策をとっていくべきだというようにお考えか,この点について今の率直なお気持ち,見方をお伺いしたいと思います。

【鈴木副大臣】今回の事件で,本当に大変なことが起こってしまったわけでございます。7名の方は生存いたしましたけれども,結果として10名の方がお亡くなりになってしまったと。この生存した方々,あるいはお亡くなりになった方々を日本にお連れをして,それでこの件は終わりということにはならないのだと思います。
やはり,話のありましたとおり,今回の事件といいますものをしっかりと検証して,その中で今後,今海外におられる邦人の方,企業は多いわけでありますから,そういう方々の安全をきちっと守る体制,そういうものを作っていく。それがなければ,今回の事件は終わりにはならないと私はそういうように思っております。ですから,今度,官邸でも検討の場が作られておりますし,外務省でも外務大臣をヘッドに検討する場が設けられておりますので,そこを通じてしっかり検証した上に有効なそうした安全対策と申しますか,邦人企業の安全を守ること,それをやっていかなければならないと思います。
 私がアルジェリアに行って,具体的にどういうところが問題意識として持っているかということですけれども,それはその検討会の中で検討していきたいというように思います。

目次へ戻る


副大臣会見記録(平成25年1月24日(木曜日)17時34分~ 於:本省会見室)(動画版他のサイトヘ

冒頭発言-エチオピア訪問について

【松山副大臣】この度、外務副大臣を拝命いたしました松山政司と申します。定例の記者会見の最初ということで、不慣れですけれどもよろしくお願いたします。
 明日から、私でありますが、1月25日から30日まで、エチオピアのアディスアベバを訪問します。27日、28日に開催されますアフリカ連合(AU)の総会に我が国代表として出席する予定でございます。
 この総会におきましては、安倍総理のメッセージを発出しまして、アフリカ首脳に対して、アフリカの経済・社会の発展や平和と安定に向けて、本年6月1日から3日までのTICADⅤに参加し、ともに議論し、協力しようということを呼びかけて参りたいと思っています。日本とアフリカ諸国との協力関係を強化するために、多くのアフリカ各国要人と会談を行いたいと思っております。
 続きまして、1月29日でありますけれども、同じくアディスアベバで開催されますアフリカ主導国際マリ支援ミッション(AFISMA)に関する支援会合に出席をする予定です。マリ及びサヘル地域に対する我が国の取組を国際社会に示す予定にしております。
 政府として、アルジェリアにおける邦人拘束事件の対応に引き続き全力で取り組んでまいりますとともに、このような許し難いテロ行為が起こらぬよう、アフリカの平和と安定のため、我が国として積極的に取り組んで、地域の各国との連携を強化していきたいと考えております。

目次へ戻る

北朝鮮情勢

【朝日新聞 守記者】北朝鮮が核実験を明言いたしましたけれども、それに対しての受け止めと、外務省として、北朝鮮がそう明言した狙いというのがどういうところにあるのかをよろしくお願いします。

【松山副大臣】御指摘の北朝鮮による表明は承知しています。北朝鮮の意図について云々言うことは差し控えたいと思いますが、北朝鮮が、核実験実施の可能性を示唆する外務省声明を出し、核抑止力の拡大強化に言及をしつつ、六者会合共同声明を否定をして、非核化のための対話を拒否する姿勢を示して、更に、今回、国防委員会という高いレベルで改めて声明を出し、その中でミサイル発射後、初めて核実験に言及したことは誠に遺憾であります。
 我が国は、北朝鮮に対して一連の安保理決議を誠実に、かつ完全に実施をして、核実験を含めいかなる挑発行為も行わないことを強く求めていきたいと思います。
 我が国は、米国、そして韓国、更には中国、ロシア、諸関係国と緊密に連携を取って、北朝鮮に対して、今般、採択されたものを含む関連する安保理決議を履行して、六者会合共同声明の完全実施に向けて具体的な対応を取るよう、引き続き求めていきたいと思っております。

【共同通信 斎藤記者】日朝間では拉致が大きな懸案、問題になっておりますが、この拉致問題への影響、そして、昨年末には日朝協議も行っていますけれども、こうした状況下で日朝協議を開催できるのかできないのか、ご認識をお伺いしたいと思います。

【松山副大臣】北朝鮮によります今回のミサイル発射でありますが、国際社会の平和と安定を損なう安全保障上の重大な挑発行為であるというように認識いたしております。日朝協議の問題とは関わりなく、北朝鮮は、今般採択された安保理決議をはじめとする一連の安保理決議を誠実、かつ完全に実施する必要があるというように思います。
 今後の日朝協議につきましては、精査をして、また発表していきたいと思いますが、今のところ何とも言えない状況でございます。

目次へ戻る

日露関係

【北海道新聞 安藤記者】日露関係についてお伺いします。昨日、ロシアでラヴロフ外相が記者会見を行いまして、近く予定されている総理の訪露に向けて、平和条約問題を含めてさまざまな問題を話し合う用意があると、非常に前向きともとれる発言をしているのですが、政府としてこのラヴロフ発言をどのように分析されて、どのように評価されているか伺えますでしょうか。
 また、森元総理が来月にもロシアを訪問されると思うのですけれども、その際に領土問題、平和条約問題についてどのような協議・対話を望まれるか伺えますでしょうか。

【松山副大臣】いつもの外相の発言よりも少し柔らかい発言だったかなという印象もございます。重要なことは日露間でこれまで達成された諸合意、あるいは諸文書に基づいて、静かで建設的に交渉を進めていくということが重要であると思っております。
 今回、ラヴロフ外相の発言でありますけれども、双方に受け入れられる解決策を模索する用意があるとの趣旨も述べておられますので、今後、日露間の交渉において建設的な議論を行えるというように期待を致しております。
 また、森元総理の訪露でございますけれども、2月目途で最終調整中でございます。

目次へ戻る

国際マリ支援ミッション

【NHK 大谷記者】先ほど紙で発表がありましたマリ支援ミッションの関係ですけれども、今回、アルジェリアの事件でマリはアルジェリアの隣国ということで、一部では今回の事件のきっかけもマリに関わるものだったという指摘もでていますけれども、今回の支援会合で日本として今回のテロ事件に絡めて何らかのメッセージ、または意向というものが発出されるというか、出すつもりはあるかどうかをお伺いいたします。

【松山副大臣】今回のAFISMAに関する支援会合ですが、我が国はアフリカ自身の取組がアフリカの平和と安定の実現に重要な役割を果たしていることを評価し、支援を行ってきました、また、地域の平和と安定のために人道支援等にも積極的に取り組んでまいりました。支援会合では、このような支援を含めて我が国の取組をしっかりアピールしたいというように考えております。内容につきましては、現在調整中でございまして、当日には何らかの形で発表したいというように思っております。

目次へ戻る

竹島問題

【時事通信 松本記者】日韓関係についてお伺いします。昨日、副大臣のところに隠岐の島町長が要望にいらっしゃったかと思うのですけれども、その席上、「竹島の日」の式典への出席についても話題に上ったと思うのですが、副大臣からは、隠岐の島町側の要望に対してどのようにお答えになったかをお伺いしたいのと、式典に関しては県主催、今年は自民党、政府与党としては政府主催ではなく県主催、従来通りで行う方向かと存じますけれども、自民党の細田さんが出席の御意向を隠岐の島町側にお伝えになったようですけれども、党幹部が出席することが日韓関係に与える影響については、外務省としてはどうご覧になっているか、この二点をお伺いしたいと思います。

【松山副大臣】政府からの出席は今のところ考えておりません。党の方は、昨年も党派を超えて多くの方が出席されておりまして、まさに官房長官も党人として昨年は出席をされておられますので、党の方は党の見解として出席の有無は判断をされると思いますけれども、政府としては今のところ出席の予定はありません。

【時事通信 松本記者】党として出席することが日韓関係、韓国側を刺激するという御懸念等はないでしょうか。

【松山副大臣】それは政党の判断で、それぞれ各議員の判断もあり出席することでありますので、我々からどうこう言うことではないと思います。

目次へ戻る

このページのトップへ戻る
前月へ戻る |  目次へ戻る