記者会見

副大臣会見記録(平成20年7月)


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副大臣会見記録(平成20年7月3日(木曜日)17時00分~ 於:本省会記者見室)

北方領土問題(メドヴェージェフ露大統領の発言)

(副大臣)メドヴェージェフ露大統領がG8各国の報道機関とインタビューを致しまして、日露関係、北方領土問題について言及されたということですので、これについてコメント致します。まずインタビューの中で、メドヴェージェフ露大統領は、「日本はロシアにとって外交、経済の両分野において極めて重要なパートナーである」ということを述べていますが、我が国もロシアを太平洋地域における重要な隣国であるという風に認識をしております。今回のメドヴェージェフ露大統領の発言は、北方領土問題の解決を含め、日露関係に積極的に取り組む同大統領の意欲を感じさせるものであって、政府としてはこれを歓迎致しています。具体的に申しますと、メドヴェージェフ露大統領は、「領土問題の解決が両国間の経済、文化関係の更なる改善を促すことは極めて明白であり、前進すべきである」旨を述べていますが、この点は我が方の認識と一致していまして、我が方としても領土問題の解決を通じて両国関係を高い次元に引き上げていくべく、引き続き努力していきたいと考えています。

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カンボジア選挙監視団の派遣

(副大臣)カンボジア総選挙に対する選挙監視団の派遣について申し上げます。今月27日に、カンボジア総選挙が行われます。この度、政府関係者及び民間人の約25名からなる日本政府選挙監視団を20日から約10日間派遣することになりました。私、外務副大臣が、本監視団の団長を務める予定であり、16日に団員に対する委嘱状交付を行った後25日より現地入りをしたいと考えています。なお、監視団本体は20日から現地に赴く予定です。

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北朝鮮問題

(問)国連の安全保障理事会で、北朝鮮の核計画に関する声明を出そうとしたということで、アメリカ側が拉致問題の解決を盛り込めと主張したのですが、中国の反対でそれが盛り込まれなくなって、声明案自体が取り下げられたという事態になりましたけれども、外務副大臣の受けとめを聞かせて頂ければと思います。

(副大臣)そのことについては、ご指摘のように安全保障理事会の議長のプレス向け声明という形でして、安保理関係の対外表現としては、三番目の一番軽い表現のものを出すという予定であったようでして、その中に我が国の要望もあって、アメリカ等が拉致問題を含む人権問題について言及すべきであるということを申していました。しかし、話がまとまりませんでしたので、出さないことになったという風に聞いております。折衝の場での詳しい過程は、私は存じませんが、一番形式の軽いものであったということですから、特に大きな影響があるとは考えていません。

(問)残念だとか遺憾だとかいう気持ちはありませんか。

(副大臣)拉致問題がきちんと入って表明されれば、それに越したことはないと思いますが、特に残念だというようなことをコメントする必要はないと考えています。

(問)特定国の反対があって、そういう風になったことについては、どのようにお考えですか。

(副大臣)特段調整がつかなかったということだと考えますが、詳細は承知していません。これ以上のコメントは差し控えさせて頂きます。

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ベトナムのカントー橋崩落事故

(問)ベトナムのカントー橋が落ちた事故で、ベトナム側の報告書が出たという報道がありましたけれど、その事実関係とそれに対する日本政府の対応をお教え下さい。

(副大臣)7月2日に、ベトナム政府が国家事故調査員会の検討結果として事故原因についての最終報告の内容を5、6ページのメモにして発表したという風に聞いています。そして、その内容については、私達も承知しています。事故原因に関わる国家事故委員会の結論は、仮設支柱の上流側支柱の基礎が不等沈下したことが事故の原因であって、この不等沈下は通常の設計では予測困難なものであるというような結論を出しています。

(問)それを受けた政府の対応はあるのでしょうか。

(副大臣)6月30日に事前にそういう情報がありましたので、カントー橋崩落事故再発防止検討会の会合を開きまして、検討した結果、同議会の会議の委員から内容においては、かなり良く十分な検討を経たものであることを確認を致しました。なお、詳細な報告書は、やがて届くと思いますけれど、聞くところによりますと、本文100ページ、付属文書1000ページ近い、膨大な報告書のようですから、まずは要約版を翻訳して、とりあえず発表することになるかと考えています。

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