記者会見

副大臣会見記録(平成20年1月)


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副大臣会見記録(平成20年1月31日(木曜日)15時33分~ 於:本省会見室)

国後島北方水域におけるロシア当局による日本漁船の「拿捕」

(小野寺副大臣)国後島北方水域におけるロシア当局による日本漁船の「拿捕」の問題です。昨年12月13日、羅臼漁業共同組合所属の漁船4隻がロシア国境警備局所属の警備艇に「拿捕」されたことに関し、我が国よりロシア側に対して北方領土問題に関する我が国の基本的立場から、本件「拿捕」を受け入れられないとの立場を伝えると共に、乗組員及び船体の速やかな解放を求めていました。これに対し30日、サハリン沿岸国境警備局より在ユジノサハリンスク総領事館に対し、乗組員4名を解放する旨通報があったことから、これら乗船員の引き渡しを受ける為、北海道庁所属漁業取締船「北王丸」を派遣することと致しました。
 「北王丸」は2月1日正午過ぎに花咲港を出港する予定であり、同船には外務省職員1名が乗船致します。なお、今般「拿捕」された他の乗組員7名は、昨年12月27日までに解放されており、今回の4名の解放が実現すればロシア側に拿捕された乗組員11名が全員帰還することになります。乗組員の引き取りは天候の事情が許せば、日本時間2月1日15時頃、根室沖の洋上において行うことを予定しています。政府としては引き続き船体4隻の速やかな解放を求めていきたいと思っています。

(問)ロシアの拿捕の関係ですが、30日に連絡があったのは何時頃でしょうか。また、このタイミングで4人を解放することに対して何か説明があったのでしょうか。

(小野寺副大臣)30日午後と聞いています。このタイミングと言いますが、私共は随時早期解放を訴えており、そのような努力が解放に結びついたと思っています。

(問)拿捕ですが、4人の健康状態は如何でしょうか。

(小野寺副大臣)良好と伺っています。

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外務省の「地方連携アクションプログラム」の策定

(小野寺副大臣)今般、外務省は地方連携強化の為、今後3年間の行動を盛り込んだ地方アクションプログラムを策定致しました。これは昨年6月の自民党の「外交力強化に関する特命委員会」の提言を踏まえたものです。
 アクションプログラムの3つの柱ですが、一つは地方との情報共有と意思疎通の強化、二点目は重要外交政策を地方と共同で推進、三点目は地方の国際的取組に対し、地方の活性化に貢献ということです。例えば、「地方外交プラザ」というヴァーチャルサイトを立ち上げて地方との情報共有を行ったり、或いは全在外公館に「地方連携担当官」という連携の為の窓口を設置したいと思っています。
 この様な活動を通じて、例えば、在外公館で地方のイベントを開催する、地方の特産物や見本市といったものを在外公館の公邸や大使館を使って開催できるような協力を行っていきたいと思っています。

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コロンビア共和国による包括的核実験禁止条約(CTBT)批准

(小野寺副大臣)1月29日(火曜日)、コロンビア共和国が包括的核実験禁止条約(CTBT)の批准書を国連に寄託致しました。発効要件国の1つであるコロンビア共和国が同条約の批准書を寄託したことは、国際的な核軍縮・不拡散の前進に弾みをつけるものとして、我が国としてはこれを高く評価したいと思っております。我が国はこれまでCTBTの早期発効に向け、コロンビア共和国等、未批准の発効要件国に対して積極的な働きかけを行っており、今回の批准寄託はこうした我が国の粘り強い外交努力の成果であると考えています。

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中国産冷凍ギョウザが原因と思われる健康被害事例の発生

(問)中国製の冷凍餃子の毒入り事件ですが、外務省として何か聞き取り調査をするのでしょうか。特に今日、何亜非(か・あひ)中国外交部部長助理がたまたま中国からいらっしゃるということで、その場で何か高村大臣から聞くようなことはあるのでしょうか。

(小野寺副大臣)今日夕刻、何亜非部長助理が訪問されますが、これに併せて高村大臣の方から今回の冷凍餃子の問題について、その原因究明と再発防止について要請を行う予定にしています。

(問)外務省としては、この件で中国側に原因究明を正式に要請するのは初めてということですか。

(小野寺副大臣)そうですね。まず、原因についても色々報道されていますし、今、厚生労働省が中心となって原因究明を行っていると思いますが、私共としてはやはり、外務省として中国政府の方に協力要請をしていきたいと思っています。

(問)今、日中が非常に戦略的互恵関係を高めようとしている最中に起きた問題ですが、これが日中関係に与える影響を改めてお聞かせ頂けますか。

(小野寺副大臣)こういう問題で日中両国が協力して原因究明、再発防止に努めるということは、より日中関係を強化する、むしろ良い機会だと思っています。中国政府もその重要性は大変理解してくれていると思っています。

(問)今回の事件を聞いた時、この事件自体について、どうお感じになりましたか。

(小野寺副大臣)やはり、怖いなということです。今、日本のあらゆる分野に中国製品が入っていますので、そういう面では他人事ではないなと。改めて今日のお昼、御飯に箸をつける時に、ふと「これは大丈夫か」と感じてしまいました。

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副大臣会見記録(平成20年1月17日(木曜日)16時10分~ 於:本省会見室)

アフリカ一村一品国際セミナーinマラウイ

(小野寺副大臣)5月末に開催される第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)における我が国の対アフリカ支援策の一つである「一村一品運動」への関心を高めるため、来週22日(火曜日)から24日(木曜日)、マラウイにおいて、「アフリカ一村一品国際セミナー」が開催されます。
 このセミナーには、我が国における「一村一品運動」の提唱者である平松元大分県知事のご出席を頂くことになっており、ご出席に際し「一村一品運動親善大使」をお願いすることと致しました。。
 このセミナーが関係者の幅広い参加を得て、「一村一品運動」とTICAD IVへの理解を促進することを期待しています。

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イランにおける邦人の誘拐

(問)イランで人質となっている中村さんの最近の情報については如何でしょうか。

(小野寺副大臣)今月11日現在、ご本人の健康状態について、お元気であるということは確認しております。

(問)度々実家に電話があるという情報がありますが、最近連絡はいつあったのでしょうか。

(小野寺副大臣)情報のやり取りが外に出てしまうこと等もありますので、具体的なことについては差し控えさせて頂きたいと思いますが、そういう連絡があったということはあります。

(問)解放の見通しは如何でしょうか。

(小野寺副大臣)なるべく早く決着をつけたいと思っております。

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内閣情報調査室職員による情報漏洩について

(問)内調職員が懲戒免職になったのですが、昨日、ロシア課長がロシア大使館領事部長に申し入れをされていますが、本日、何か返答等はありましたか。

(小野寺副大臣)昨日のロシア課長の申し入れ以降は、特に動きはありません。

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捕鯨問題

(小野寺副大臣)一点、捕鯨の話です。日本の捕鯨船に乗り込んできたシーシェパードの妨害工作を行った2名ですが、なるべく早く解放したいということで申し入れをしておりましたが、豪州政府より本日14時に、オセアニック・バイキング号を通じてこの2名に関して引き取りたい旨連絡がありました。ただ、具体的にいつの時点で引き渡しをするかということは未だ決まっていません。

(問)日本時間ということですか。

(小野寺副大臣)はい。

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