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記者会見

副大臣会見記録(平成16年3月)


INDEX


・ 副大臣会見記録(3月25日付)
 ・ 副大臣会議(中国人活動家による尖閣諸島上陸)
 ・ 選挙支援チームのイラク派遣に対する安保理議長声明
 ・ 中国の海洋調査船
 ・ 日朝協議
 ・ ドミニカ共和国移住者問題


・ 副大臣会見記録(3月11日付)
 ・ 逢沢副大臣の沖縄訪問
 ・ ロシュコフ・駐日ロシア大使の発言
 ・ 六者会合


・ 副大臣会見記録(3月4日付)
 ・ 外交官殺害事件の車両の輸送
 ・ 副大臣会議(六者会合)






副大臣会見記録 (平成16年3月25(木)11:15~ 於:会見室)

・副大臣会議(中国人活動家による尖閣諸島上陸)

(阿部副大臣)今朝の副大臣会議において、逢沢副大臣から尖閣諸島への上陸の件につき報告がありました。要点だけ申しますと、7人が逮捕されたこと、現在巡視船で那覇に移送中であり、到着は10時頃と言われていましたが、到着の確認はまだしていません。

(問)尖閣に上陸した7人ですが、今後の扱いというのはどのように。

(阿部副大臣)那覇に移送された後、手続きが進められると思います。私どもの方からも外務省の職員、聞いているところですと中国人ということですので中国大使館からも行って、しっかり確認した上で対応は協議されると思います。想定されるところでは強制退去に結びつくかと思いますが、現地でどのような状況だったのか確認した上で判断されると思います。

(問)この問題が、今後、日中関係等に与える影響というのはあると思われますか。

(阿部副大臣)結論から言いますと、ないと考えるのが私どもの立場と思います。上陸の時点で、昨日の段階で、外務次官からも大使を呼んで抗議をし、大使からは立場の違いはありますので、従来から同じような反応はあったわけですが、私たちの固有の領土だということについての基本的な立場は何ら変わっていませんし、私どもはそうしたことで影響されるということはないと思っています。併せて申し上げますと、4月にも予定されている外務大臣の訪中の際にもその辺についてはしっかり我が国の立場を申し上げ、かつ、そうしたことを超えて新しい日中関係を築くように努力していこうと申し上げることになるのではないかと思います。

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・選挙支援チームのイラク派遣に対する安保理議長声明

(阿部副大臣)日本時間で本日未明、ニューヨーク時間で10時20分頃、安保理議長声明が出されました。内容ですが、結論だけ申し上げますと、ブラヒミ事務総長特別代表とそのチーム並びに選挙支援チームをイラクに派遣する旨の事務総長の決定を歓迎し、その方針を強く支持するという内容です。私どもとしても国連の関与が進む大きな一歩ではないかと思いますので、特に安保理の議長が仏だということもあり、大いに歓迎したいと思います。

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・中国の海洋調査船

(問)最近、中国の海洋調査船が何も理由を示すことなく、無断で調査を行っているということで、外務省の方から西宮審議官が行かれて協議をするとなっていたと思いますが、こちらの方への影響、日程など決まっていますか。

(阿部副大臣)党の部会等で議論があり、西宮審議官が近く中国に行って、そのあたりの中身について確認し、違法ということがないように話し合うと聞いていましたが、具体的な日程は今の時点で確認できていません。

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・日朝協議

(問)日朝関係ですが、今日で6カ国協議が始まって1カ月が経つわけですが、依然として北朝鮮から日朝協議に応じるという連絡はないということですが、改めて日朝協議再開に向けてどう取り組んでいくのか、現時点でのお考えをお聞かせください。

(阿部副大臣)六者会合自体については、言われたようにそれなりの時間が経っていますし、六者全体の問題はなかなか一朝一夕ではいかないと思います。中国により努力が行われているところですが、なかなか埒が明かないというのが真実だろうと思います。同時に、局長級会合を、日韓については既に行われ、かつ、日米韓についても近く行おうということで交渉していますが、その先の見通しはなかなか立たないというのが現実です。同時に、日朝間の交渉については申し入れを行い、向こうが受け取って、返事はいずれ然るべき外交ルートを通じてという返事になっていますが、現在のところ何もないというのが現実ですので、私個人としても相当イライラしだしているところです。国民のいろいろな意味での北朝鮮に対する世論というのが強くなるような懸念もこれから先考えられますので、そうしたことも含めて早期に何らかの正当な形で、外交ルートを通じて正式な反応が早期にあることを期待しつつ、向こうへの働きかけを強めているところです。中身についてはそれ以上申し上げられませんが、そのような思いを私どももしていますし、そのような動きが強くならないように、先方も理解することを期待しているところです。

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・ドミニカ共和国移住者問題

(問)ドミニカへの移民の関係で、副大臣は総理から直接指示を受けられたということですが、今後どのような方向性で解決を考えておられますか。

(阿部副大臣)ドミニカ共和国については私も行きまして、それ以降、いろいろな状況を見てきました。先だって、予算委員会等で改めて質疑がありましたので、その間の経緯、過去の歴史、その後のずっと長い経過もありますので、状況をきちんと説明しなければいけないと思い、総理と官房長官に話をしてきました。現在、ドミニカ共和国移住について国家賠償法の訴訟になっているため、そうした意味での立場ということも一方にあります。一方で、訴訟は訴訟として、なかなかそう簡単には切り離せませんが、逆に言いますと、日系人社会が大変評価されているだけに訴訟を超えて問題の解決、よりよい形での決着について工夫はないものかということが、総理、官房長官からの意向でした。従って私どもは外交的に日本とドミニカ共和国との友好関係をより強くすることも含めて、訴訟とは別に解決に向けての歩みのために打つ手はないだろうかということについて、今までもいろいろと頭をひねってきましたが、総理からの意向もありますので、更に検討したいと思っています。

(問)いつ頃までに。

(阿部副大臣)時期については大変難しいと思います。訴訟手続きは訴訟手続きで進められますので、実際問題としての関連も見なければいけませんので、今の時点でいつ頃までにどのようなことをというのは大変難しいことだと思っています。気持ちだけは大変強く持っているのですが、具体案となるとなかなかいい知恵が浮かんでくるわけではないというのが率直なところです。

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副大臣会見記録 (平成16年3月11日(木)11:15~ 於:会見室)

・逢沢副大臣の沖縄訪問

(逢沢副大臣)3月8日(月)、9日(火)の両日、沖縄を訪問しました。3月8日(月)に稲嶺沖縄県知事との会談、翌9日(火)に岸本名護市長とお目にかかりました。同日午後には普天間基地においてブラックマン在沖縄米軍四軍調整官と懇談しました。9日の午前中にはキャンプ・シュワブを視察し、そこから普天間飛行場の代替施設建設予定地を視察しました。その後、普天間飛行場、普天間基地についても視察しました。稲嶺知事からはSACOを超える整理・縮小が沖縄の基地については必要である、そして米兵による事件・事故の増加や環境・騒音問題に対する強い懸念が表明されました。私から、今後も引き続き米軍の抑止力を維持しつつ沖縄の基地を抱える地元としての負担を軽減する、この2つの両立が大切である旨、申し上げました。普天間飛行場、普天間基地の移設に関し、ここ数週間、様々な報道がなされています。米軍の方からいろいろな提案ないしは打診のようなものが日本に来ているのではないか等の報道がありますが、そういった提案あるいは打診はないことについて改めて稲嶺知事、岸本市長に対して報告、説明をしました。ブラックマン調整官との懇談では、私から非常に強く米兵による事件・事故が増えていることに懸念を表明しました。また、善処を求めることについても発言しました。ブラックマン調整官からは、事件・事故の最近の増加傾向を逆転させなくてはならない、出来る限りの措置を取っていく旨の表明がありました。今後、具体的なことについては、現地にいる沼田大使とよく調整、協議、相談の上、進めて欲しいということを特に要請してきました。

(問)日米間の米軍基地の問題で、一つ引っ掛かったままになっている問題として、米兵を日本の警察に引き渡す場合の刑事裁判手続きの問題というのが止まったままになっていると思いますが、この件については今回、何か意見交換されるという機会はなかったのでしょうか。

(逢沢副大臣)刑事裁判手続きの問題について、特に個別具体的にブラックマン調整官との間で会話を交わしたことはありません。稲嶺知事からは、改定をされないまま長い年月が経っている地位協定のあり方について言及がありましたが、刑事裁判手続きのことについてどうしていくのかということはありませんでした。旧来から申し上げているように、私どもは地位協定の運用を如何に現実的に改善、改良していくか、そういう立場で種々米軍と協議をしてきましたし、成果も挙げてきたと理解しています。

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・ロシュコフ・駐日ロシア大使の発言

(問)昨日、ロシアのロシュコフ駐日大使、今度赴任されるのですが、記者会見で、平和条約締結に向けて新しいアプローチを検討するように指示を受けている、あるいは川奈提案について改めて受け入れられないということをおっしゃったようですが、政府としてどのように受け止めていらっしゃいますか。

(逢沢副大臣)ロシュコフ大使がどのような趣旨、意図で発言されたのか、詳細については承知していません。当然のことですが、領土問題を平和裡に解決し、平和条約を結ぶ、そして日露関係を抜本的に発展させていくというのが我が国の基本的な考え方です。大使として赴任されることが先週決まったことは承知していますので、発言された意図、趣旨について十二分に分析し、対話の中で理解したいと思います。大統領選挙が近づいてきました。新しい閣僚の方が任命され、相当大胆な行革が行われた、あるいは行われていると承知しています。新たなモスクワの体制をよく見極めて、今後の日露間の対話、会話をより高いレベルに持っていく、深めていくことに努力していきたいと考えます。

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・六者会合

(問)アーミテージさんが今月中に6カ国協議の作業部会を開くのは難しいという認識を示されているのですが、日本政府としてはその辺はいかが御覧になりますか。

(逢沢副大臣)先月の北京における第2回目の六者会合で、6月末までに第3回目を北京で開く、そしてそれをより意味のあるより良い六者会合にするために作業部会を開くということは6者共通の認識としてそのことが取り決められたわけです。どのタイミングで作業部会を開くことができるのか、それぞれチャンネルを通じ、協議、準備、そういう段階を今迎えつつあるわけです。日本の立場からすれば、まず日米韓3カ国で次の3回目にどういう姿勢で臨むか、またそのために作業部会で何を行っていくか、どう取り進めていくかを十分協議をする必要があると思っています。3カ国それぞれの事情、状況もあり、いつ頃相談のための3カ国協議を開くことになるか、まだ日程を申し上げる段階ではありませんが、先月の六者会合でお互い合意した、決めたというラインに従ってより良い準備をしていきたいと考えています。

(問)それに関連してですが、作業部会をやる時には北朝鮮と日本はまた接触するわけで、局長より一つ下のランクになるかと思いますが、そこではやはり6カ国協議の際にやったように別途、日朝を会場の中でやるかどうかは分かりませんが、そういうことはあり得るのでしょうか。

(逢沢副大臣)あらゆる機会を通じて日朝協議は行っていく必要があると思います。他方、先般の北京で日朝協議を行いました。この日朝協議を是非続けていこうということは合意しているわけですが、いつ行うかについては、平壌側がどのタイミングで日本に対して回答を戻してくるかを待っている段階です。私どもの立場からすれば、いずれ行われるであろう作業部会で日朝も顔を合わせるわけですが、それよりも早いタイミングで日朝協議を是非行っておきたいとは思っています。然るべき外交ルートを通じて返事をすると金桂冠外務次官も述べたわけで、今現在それを待っている段階です。

(問)今の関連ですが、今お話に出た6カ国協議の際の日朝協議で対話の継続を決めたわけですが、しかしその時から既に10日以上が経っているわけです。当然、拉致家族会の皆さんもいつかということで待たれていると思いますが、政府として一体どこまで、言うなれば静かに北朝鮮からのボールが返ってくるのを待つのか、いつをもって次の新たな立場表明なり、新たなアクションを起こすのか、その辺のタイミングについてどう思われますか。

(逢沢副大臣)昨日、細田官房副長官主催の拉致問題に関する幹事会がありました。皆様方も既に御承知のように、その場で細田副長官から、北朝鮮側の速やかな回答を督促するよう指示があったと承知しています。確かに御指摘のように、2回目の六者会合が終わりちょうど10日が経過しました。どういったタイミングで北朝鮮側に督促するか、また督促のやり方、中身について、単に早く返事を寄越しなさい、いつ頃になるのかということもあるかもしれません。あるいは、中身ではありませんが、時期等について提案を含めたような督促の仕方になる等も含めて検討していかなければならないと考えています。

(問)今おっしゃった中身というのは、具体的にどういう形で8人を帰国させるとか、そういう方法論を巡っての話でしょうか。

(逢沢副大臣)中身というのはもちろん正式な日朝間の会談で行うべきことです。今、求めているのは、いつ、どこで行うかということについての回答ということです。

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副大臣会見記録 (平成16年3月4日(木)11:10~ 於:本省会見室)

・外交官殺害事件の車両の輸送

(阿部副大臣)大変痛ましいことでした奥大使、井ノ上書記官と現地の運転手も入れて3人が犠牲になった襲撃事件に遭ったランドクルーザーが日本に今輸送されていることを申し上げます。今、ちょうど途上にあり、順調に飛行が進みますと本日の夜、20時30分のJAL6602便で成田空港に到着する予定です。本邦到着後には出来るだけ早く警察当局による検証等の捜査に委ねられる予定で進めています。

(問)奥大使らが乗っていた車ですが、かなり日本に戻るまでに時間を要したと思うのですが、主な理由があればちょっと教えて頂きたいのですが。現地を含めた捜査状況というのは今どのように把握されているのか、その2点についてお伺いします。

(阿部副大臣)最初、国会等で大臣が出来れば2月中ということでお答えしまして、月を越してしまったことについては申し訳なかったと思います。ただ実状を聞いてみますと、結構大きなものですし、現地では日本と違っていろいろな治安の問題がありましたので、その辺の手配について時間を要したこと等が主な理由です。加えて事件にかかわったものですので、国から出すために様々な関係する方々との調整などに手間取ったということもあり、数日、約束よりも遅れてしまったということは、御理解願いたいと思います。捜査の進展状況については、新たな情報には接していません。国会等で申し上げたとおりの状況で、残念ながら、新しい情報にはまだ接していません。これからの進展に期待したいと思います。

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・副大臣会議(六者会合)

(阿部副大臣)今朝の副大臣会議において、逢沢外務副大臣の方から先日の六者会合について簡単な報告がありました。ポイントだけですが、次の六者会合について6月末までの間に北京において行うことで合意を見た点、拉致問題については、冒頭に主張し、米側からもほぼ同趣旨の理解ある発言があった、具体的な進展は必ずしもなかったが協議の継続ということが理解されたであろう、具体的には先方からいずれ外交ルート等を通じて何らかの返事をしましょうという回答があったということなので、その点にこれからの対応を期待しているという説明でした。

(問)今お話の出ました日朝関係ですが、六者会合に並行して行われた日朝協議の中では、北朝鮮側は日本の要請に対して外交ルートを通じて連絡をすると言われたということですが、本日に至るまで、今のところ具体的な返事はないとされていますが、日本政府としていつまで待つのか、どの程度の期間を待ちの時間として想定しているのか、そして待っても返事がなかった場合、どの辺の節目を見て次のステップに進んでいくのか、その点の見通しを教えてください。

(阿部副大臣)なかなか難しいことですが、交渉ごとで相手がありますのでいつまでというのはあまり申し上げないようにしたいと思います。私どもは一日千秋の思いで待っていると申し上げるのが今はいいかと思います。返事というのは、やはり然るべき時期、あまり遅くならない時期に頂くというのが本来だと思いますので、出来るだけ早くと期待しています。

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