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記者会見

副大臣会見記録(平成16年1月)


INDEX


・ 副大臣会見記録(1月29日付)
 ・ テロ対策閣僚会議への出席
 ・ イラク(サマーワ市評議会)


・ 副大臣会見記録(1月22日付)
 ・ 阿部副大臣のFEALAC出席
 ・ イラク(現地での取材)
 ・ 北朝鮮(米訪朝団の証言、六者会合、核問題)


・ 副大臣会見記録(1月15日付)
 ・ 「2004年安保理非常任理事国選挙対策本部」の立ち上げ
 ・ 逢沢副大臣の訪中
 ・ 北朝鮮(平沢議員への働きかけ、外務省職員の訪朝)
 ・ アザデガン油田


・ 副大臣会見記録(1月8日付)
 ・ 日・パナマ100周年
 ・ オランダ首相のサマワ訪問
 ・ ドミニカ共和国移住者問題






副大臣会見記録 (平成16年1月29日(木) 10:20~ 於:本省会見室)

・テロ対策閣僚会議への出席

(逢沢副大臣)2月4日、5日の2日間にわたりインドネシア・バリ島で開催されるオーストラリア、インドネシア両政府主催のテロ対策閣僚会議に、両国外務大臣の招待を受け、国会の状況にもよりますが、私が出席することを予定しております。テロ対策閣僚会議はアジア太平洋地域におけるテロ対策の調整及び協力の強化をテーマに行われるものです。地域のテロ対策がより大きな効果をあげられるよう、法執行機関の間の協力や情報の共有等について閣僚レベルで意見交換を行うことを目的としております。御承知のように、この地域のテロ対策の強化は非常に重要なテーマです。一昨年のバリ島の爆弾テロ事件、また去年はジャカルタで同じく爆弾テロ事件が発生したことは記憶に新しいところですが、テロの脅威が深刻化しているこの地域を考えた時に、地理的、歴史的、経済的にも緊密な関係を要する我が国としても積極的な対応をしていく必要があるとの認識を持っているところです。

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・イラク(サマーワ市評議会)

(問)国会の方ですが、サマーワ評議会の有無というか、解散したということの事実関係を巡ってかなり答弁が混乱して、与党からも、外務省をはじめ政府の対応にかなり批判の声が出ているわけですが、外務省としてどのように見ていらっしゃいますか。

(逢沢副大臣)大切なイラクにおける人道復興支援。自衛隊が本格的にサマーワを中心とするムサンナ県に入って水、電力、医療、あるいは学校や病院の修復等の実務にこれからいよいよ本格的にあたるという時期だけに、現地で得られる情報を外務省、防衛庁を中心に、官邸も含めた政府全体が的確、迅速に共有する体制を改めてしっかりとしたものにしなければならない。そのことについては外務省が中心的な役割をしなければならないという認識を新たにしているところです。同時に、情報を共有することと並んで大切なことは、その情報をどう理解し、中身を分析するかということですが、ある意味では困難も伴うことです。様々な角度から入ってくる情報を収集し、それを総合的にどう解釈、理解するのか。迅速、的確に分析することも非常に大事なことです。非常に強い認識を持ってそのことにあたっていかなければならないという思いを持っております。

(問)サマーワ市の評議会なんですが、評議員の一部には解散をしていないと言い張っている人もいるようなんですが、今現在どういう状況であるかという点と、混乱状況の中で出来た自治体ということで、我々が持つような町議会や市議会に対する、いわゆる地方自治体の概念とはちょっと違う位置づけもあろうかと思いますが、どのように機能する組織だと認識されていらっしゃいますか。

(逢沢副大臣)昨日、一部報道でサマーワ市評議会の事務局長とおっしゃる方が、評議員の議長、副議長を含めた若干の方が聖地巡礼のために国を離れてサウジに行っている、その方々が帰るまで残りの者が一時的に業務を遂行している旨の発言をしたということは承知しております。また、当事務局長なる方が評議会を解散していない趣旨の発言をしたということについても、発言したということは承知しております。そもそも12名の評議員の方全員が辞職したということについてはオランダの方から報告を受けたという経緯があります。昨日の予算委員会で、冒頭、総理、防衛庁長官がそれぞれの発言について撤回すると発言されました。実態として評議会が、メンバーがいないということをもって、おそらくは一定期間、次に新たに選出されるまではメンバーがいないということは、実態として機能が停止しているのか、評議会のメンバーがいなくても、これは分かりませんが、事務局、事務方がいれば事務的機能は維持されているのかということも予測はされますが、その辺りの実態が一体どういうことになっているのか、現地においていろいろ情報収集している状況です。重ねて、防衛庁長官等からも発言がありますように、当評議会がそういう状況であったとしても、サマーワにおける治安は安定している状況に変わりがないということは度重ねて政府側も発言しているとおりですが、外務省としてもそのような認識を持っております。また、経済援助の受け皿、対象がなくなってしまったといった認識は持つ必要がないという理解をしていることも改めて付け加えさせて頂きます。

(問)事実関係として日本サイドでは確認出来ていないということですか。あくまでもオランダ側から聞いたということで。

(逢沢副大臣)最初の情報はオランダの方からもたらされたということです。

(問)現在は日本サイドとして確認はしていますか。

(逢沢副大臣)事務局長なる方がそのような発言をされましたが、現実、実態がどういう形になっているかということについて、大切なことですので、情報収集しているということです。

(問)情報共有態勢を改めてしっかりしたものにしていかなければならないということで、新たなそういう場を設けるとか、具体的な何か対応をとられるということでしょうか。

(逢沢副大臣)今直ちに具体的な新たな目に見える形になるということは申し上げる段階ではありませんが、いずれにしても、もたらされた情報を的確に政府内の関係部署が共有すること、出来るだけ迅速、正確にその中身を分析する状況を作り出すことは大事なことです。鋭意政府内で、どういう形がいいのか研究することになろうかと思います。

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副大臣会見記録 (平成16年1月22日(木)15:40~ 於:会見室)

・阿部副大臣のFEALAC出席

(阿部副大臣)今月の30、31日にフィリピンのマニラで開催されます東アジア・ラテンアメリカ協力フォーラム(FEALAC)に私が出席する予定です。今回で2回目です。東南アジアと中南米は距離的には離れていますが、この種の会合はあまりありませんので、外務大臣が国会中で出席できないため、私が行って参ります。地域情勢、テロや貧困問題などのテーマについて意見交換を行います。32カ国から集まりますので、二国間会談にも臨みたいと思い、今、数カ国と調整中です。

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・イラク(現地での取材)

(阿部副大臣)皆様方には既に先日からお話申し上げていると思いますが、イラクでの取材について、昨日、領事部長と外務報道官の連名で皆様方に御協力方お願いをしました。皆様方のお気持ちも大変理解出来ますが、現在の治安情勢を考え、我々としては退避勧告を発出している状況だということも御理解願います。取材の問題について、どのような体制を作り上げるかについては、自衛隊の活動が中心ですので防衛庁でやってもらおうと思いますが、そうした状況だということも十分御理解願います。政府全体としてもいろいろ協議していますが、防衛庁の方で最終的な調整をして頂いてと思っていますが、皆様におかれても現在の情勢を御理解の上、応対願いたいと思います。なお、情勢の変化ということもありますので、皆様方を含めた安全を第一に考えていかざるを得ません。報道の自由と、我々としても出来るだけ活動状況をオープンにしてもらいたいと一面で思いながら、他方で皆様方の安全も考えざるを得ない、その辺の調整について我々も努力しますが、皆様方も御理解願いたいと改めて申し上げます。

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・北朝鮮(米訪朝団の証言、六者会合、核問題)

(問)北朝鮮の問題ですが、アメリカの訪朝団が議会の公聴会で証言をしまして、その中で北朝鮮側がプルトニウムと称するものを見せたという証言がありましたが、この証言について政府としてはどういうふうに受け止め、あるいは今後何か対応されるのであればどういうふうに対応されるのか。

(阿部副大臣)あくまでも米国議会での証言ですし、しかも米国の訪朝団ですので、その事実云々については、直接確認したわけではありませんのでコメントできません。全体的には状況の変化ということについて危惧しております。ただ、それを今すぐどうだということではありませんが、そのためにも六者会合が早く再開されるように努力していくというのが現在の私どもの立場です。

(問)今回の証言を受けて、6カ国協議の開催に対しての影響なりというのは日本政府としてはどのようになりましょうか。

(阿部副大臣)影響は分かりませんが、決して望ましい方向に行っている状況が生まれたとは思っていません。むしろ急がなければいけないという意味で、是非早く六者会合の場できちんと論議されて新しい段階に進み得ることが出来るように再開に努力したいという思いです。

(問)現在、アメリカのワシントンで日米韓三カ国の局長級協議が行われている最中だと聞いております。この協議を受けていつ頃までに6カ国協議が開催出来るとお考えになりますでしょうか。2月16日には金正日総書記の誕生日があります。その後は中国の全人代もあります。そうしたタイムスケジュールを考えた場合、いつ頃出来るのかということを含めて教えてください。

(阿部副大臣)特に見通しを持っているわけではありません。先程のような米国議会での証言も考えますと、やはり日本の安全保障の上でも出来るだけ早くその辺については対応しなければいけないという思いを強くしております。今御指摘のありました誕生日の話とか、全人代の開催とか、その辺の日程を睨みながら出来るだけ早くという感じを持っています。ただ、六者の協議ということですので、そうした日程を頭に入れながらも具体的にいつということについて確証を持てる段階ではないなと思っております。

(問)昨日の証言を受けて北朝鮮問題に対しての状況というのは相当悪化したという認識なんでしょうか。その辺の政府としての認識はどうでしょうか。

(阿部副大臣)悪化したというよりも、それはいつから比べてということもありましょうが、再処理を行ったということであれば、当初から比べますと相当状況も変わってきたと一般的には思えるのではないかということです。この数日間に何か状況が変わったとかいうことではありません。それは考えておかなければいけないということですし、北朝鮮のそういったことについての考え方というのは必ずしも架空のものではないということも念頭に置かないといけないのではないかという思いを持ったという意味です。

(問)プルトニウムと称するものが抽出されたのが最近だという点を見ますと、日朝平壌宣言からして非常に問題があるのではないかと思われるのですが、この点についてはどういった。

(阿部副大臣)そういったことを我が国として確認は出来ていません。伝えられるところでも、プルトニウムらしきものということですので、必ずしもプルトニウムと確認されていませんので、今それについて事実に基づいたかのような判断をして、私どもの考え方を伝えるというのは適切ではないと思います。

(問)北朝鮮ではかなり公式に我々の核抑止力を見せたということを。

(阿部副大臣)たぶん、そうした意図はあったのではないかという気がします。これは事実はどうかはともかくとして、核ということを一つの外交カードのように使ってきましたので、そうしたものの一環であえて見せたと言いましょうか、意図はあったのではないかという感じはします。

(問)北朝鮮側のこういった姿勢は今回初めてではないのですが、これまでもずっとこうして繰り返していますが、改めて、北朝鮮側が国際社会に対して問いかけにはあまり反応を示していませんが、こうした姿勢に対してどのように受け止めていらっしゃいますか。

(阿部副大臣)もっと誠実に考えてもらいたいと言いましょうか、まだまだそうしたことがきちんとした形で伝わらないことのもどかしさを感じます。意見は違うにしても誠実にやっていこうということで初めて協議は成立するのでしょうから、そういう意味から言いますと、きちんとした交渉ごとではない形で、報道されるような形で小出しにして、事実かどうかも確認が必ずしも出来ないもので利用されるようなことがないではないという思いを持ちました。その辺、やはり用心深く、慎重に受け止めていかないといけない、慎重に見極めた上でないと行動できないということを改めて思った次第です。

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副大臣会見記録 (平成16年1月15日(木)11:20~ 於:会見室)

・「2004年安保理非常任理事国選挙対策本部」の立ち上げ

(逢沢副大臣)御承知のとおり、我が国は今年2004年の国連における安保理非常任理事国選挙に立候補しております。選挙は秋、10月頃に行われると思われます。アジアからの単独立候補という形になっていますが、御承知のように国連総会における選挙において有効投票数の3分の2以上を確保する必要があります。殊、選挙のことですので、当然のことながら万全を期さなくてはなりません。そのために省内の体制を整え、この選挙に臨んで参りたいと思います。2004年安保理非常任理事国選挙対策本部を本日立ち上げ、私がその本部長を務めさせて頂くことになります。

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・逢沢副大臣の訪中

(逢沢副大臣)先週、中国を訪問致しました。外交部の戴秉国筆頭副部長、王毅副部長、前外相の唐家セン国務委員等と会談、懇談をしました。懇談、会談を通じ、日中両国が対話を通じて相互理解を促進する、行動を通じて共通の利益を拡大する、その重要性を確認することが出来ました。共通の認識を持っていることが日中両国の利益でもあり、アジア太平洋の安定、繁栄にも資する、引いては世界の繁栄にも資するという認識でも一致しました。認識を共用していることが確認できたことは大きな成果であったと理解しています。引き続き日中関係の発展に努力をして参りたいと存じます。

(問)副大臣は中国に行かれたのでそのことも含めてなんですが、傅榮局長がワシントンに行ってワシントン側と話した時にケリーさんに会ったということですが、共同宣言作りにはあまりこだわらない、要するに日本政府も言っているように、まず6カ国協議を開け、そこでまとめる共同宣言にこだわっていると始まらない、とにかく始めるということについて理解を示したような報道もあるのですが、中国側は今もうこだわらなくなってきていますか。

(逢沢副大臣)良い形で出来るだけ早く六者会合を開こうということで、関係国が最善の、ぎりぎりの努力をしているわけです。その過程で様々なやり取りがあるわけで、過程の段階でそのことをどう評価するかということは、良い形で会議を開くということに障害になる危険性、可能性もありますので、コメントは今の段階では差し控えておきたいと思います。

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・北朝鮮(平沢議員への働きかけ、外務省職員の訪朝)

(問)拉致議連の平沢議員のところに北朝鮮側から連絡があり、3月20日までに拉致被害者の子供たちを日本に帰国させたいという連絡があったということですが、外務省としては今後どのように対応されますか。

(逢沢副大臣)そのようなことが報ぜられているということは承知しておりますが、直接そのことについて、今現在、私どもとしてコメントする立場にないということを最初に申し上げておきたいと思います。御承知のように、小泉総理の平壌訪問後、日朝間の協議を持とうではないか、早く立ち上げようということを正式な外交ルートを通じて度重ねて北朝鮮側に働きかけているわけです。残念ながら、正式な外交ルートを通じての対応は北朝鮮側からは一切ないわけで、拉致問題の早期解決、非常にこれは重要な問題で、それだけに正式な政府間の協議の場でそのことを話し合おうという働きかけに是非一刻も早く応えてもらいたいというのが私どもの率直な偽らざる気持ちです。

(問)そもそも平沢さん側から、3月20日までに帰国させるという連絡が入ったという話自体は、今日現在、外務省には伝えられてはいるのですか。平沢さんサイドから外務省に。

(逢沢副大臣)そのことがどういう形で平沢議員から外務省に伝えられているか、詳細について私自身は存じておりません。ただ、去年の暮れに平沢議員はじめ何名かの拉致議連及びその関係の方が北京に行かれて北朝鮮側と接触をした中身については、帰国後、外務省の責任あるものにきちんと報告を頂いたということは承知しておりますが、3月20日云々ということがどういう形、背景、前後の脈絡の中で出てきたものか、どのように語られているかということについては承知しておりません。

(問)副大臣がおっしゃったように、政府間ルートで何度も言ってもそれには応じない、しかし別のところには言ってきているということは、本気であればもちろん政府間でやるわけなんですが、それをやらないで別のルートでやるというのは、要するに政府としてはあまり本気ではないと受け止めているのですか。

(逢沢副大臣)北朝鮮の真意について非常に慎重に、また真剣に分析して日朝間の協議を出来るだけいい形で立ち上げる、もちろん六者会合との関連も出てきますが、そういう立ち上げが一番大切であると思います。平沢議員との接触、あるいは先般、北朝鮮を訪問された米国の調査団、議会関係者にもある種の発言が北朝鮮側からあったということを伺っております。また、幾つかのNGOを通じてメッセージが届けられるといった、正面ルートではなくて横のルートからのいろいろな発言、動きが事実としてあるわけです。そういうものを一つ一つしっかり受け止めながら分析し、一刻も早くスムーズな形の日朝間の協議の立ち上げに資していきたいという姿勢は当然持っております。

(問)どうして正面から来ないかというのは、どういうふうに見ていらっしゃいますか。

(逢沢副大臣)分かりません。ニュアンスとしては、北朝鮮側も六者会合をやはり行う必要がある、日本とも関係を改善していこう、そのためには日朝間協議も必要である、そのことは十分理解しているはずですし、一昨年の日朝平壌宣言でもそのことが謳われているわけです。様々な情報収集をしながら慎重に北朝鮮の考え方、あるいは北朝鮮独特の政治手法についてもよく分析をする必要があろうかと思います。先般、私が北京に参りました時、そういった北朝鮮側の一種の動き、アプローチについて中国がどういった見方をしているか、その見解についても、やり取りをする中で伺ってみたわけですが、そういったものも慎重に参考にしながら、とにもかくにも一刻も早い、良い形での二国間協議の立ち上げに結びつけていくことが出来ればと考えております。

(問)13日に外務省の職員が北朝鮮に入っておりますが、現時点でどのような状況かというのをお願いします。

(逢沢副大臣)外務省の職員が今現在北朝鮮入りをしているということは事実です。サワダヨシアキと報ぜられている人物が麻薬密輸取引の容疑で北朝鮮当局により調査を受けております。その事実に対して領事面接をする必要があるため北朝鮮を訪問しております。人権に関わることですし、北朝鮮を訪問している外務省員の活動がスムーズに所期の目的を達することが一番大切なことですので、そのことを期待を持って見つめているという段階です。

(問)本人と接触出来たとか、そういう報告は入っていますか。

(逢沢副大臣)もちろん、現地にいる省員とのやり取りはあるわけですが、非常に微妙な問題でもありますし、領事面接を的確にこなしてくることが一番大切な目的です。そう遠くない時期に帰国する、あるいは北朝鮮から出国することになると思いますが、その段階で訪問の成果、やり取りを可能な範囲で国民の皆様にも当然明らかにさせて頂きたいと考えています。

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・アザデガン油田

(問)アザデガン油田なんですが、合意が近いという報道もあるのですが、外務省としてはどのような印象、見通しを持っていらっしゃいますか。

(逢沢副大臣)エネルギー・セキュリティ(安全保障)を図るという観点からも非常に大事な案件であることは間違いありません。年末、年始、若干休憩を挟んだと承っております。本当に日本側、イラン側で精力的に誠意を持って合意にこぎ着けようということで努力をしていることはよく承知しております。出来るだけ早く双方の合意が正式に成り立つことを期待しております。

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副大臣会見記録 (平成16年1月8日(木) 11:05~ 於:会見室)

・日・パナマ100周年

(阿部副大臣)パナマとの友好100周年ということで、昨日パナマ大使とお会いし、大統領からの総理大臣に対するメッセージを頂きました。その前日に、パナマにおいては日本の駐パナマ大使から、総理大臣の大統領への親書をお渡しするというやり取りを行いました。昨日、アダナス大使、偉丈夫な方ですが、お目にかかりました。友好関係100年というのは長いという話と、運河と帽子により日本はパナマという国を大変よく知っているという話を申し上げましたら大変喜んで頂きました。パナマでは確かに運河は非常に重要な国の宝であり、夢としては第二パナマ運河というものを考えたいということも大使はおっしゃっておられました。友好的に小泉総理大臣宛のメッセージを頂戴したわけです。いずれ東京でシンポジウムを行ったり、パナマとの友好関係100周年ということで、派手なものはないと思いますが、幾つかの行事を催したいと思っています。

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・オランダ首相のサマワ訪問

(問)オランダの首相が自衛隊の派遣が予定されているイラクのサマワを訪問したということですが、この件についての受け止め、どのような御感想を持たれているかお聞きしたいのですが。

(阿部副大臣)我が国の行為ではありませんのであれこれ申し上げるのはどうかと思いますが、私どももサマワを想定し、いずれ復興支援のための自衛隊派遣を考えているわけですので、無関心ではありません。個人的な感想ですが、一国の代表が行かれても大丈夫な状況だということも思った次第です。

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・ドミニカ共和国移住者問題

(問)昨年行かれたドミニカ共和国の件ですが、実際に現地を副大臣が行かれた上で、裁判は別として、今年は外務省としてあの問題についてはどういうふうに対応されていこうと考えていますか。

(阿部副大臣)一番大事にしたいことは、日本人の入植した方々及び日系人の方々が気持ちを一つに出来ないものかということです。壊れているわけではありませんが、訴訟をきっかけに多少の動きがありますので、もう少し気持ちを一つに出来るようなことにならないと皆さんのためにもなりませんし、日本の外交上のプラスの動きにもならないとつくづく思って参りました。従って、訴訟ということもありますが、その辺のところを大事に、問題の解決に努力しなければいけないという思いを持って戻って参りました。ともかく、頭の中の体操ではなくて、現地に行っていろいろな方に話を聞き、現地を見ることがより大事と思ってきました。妙案についてはもう少しよく考えてみて、訴訟の動向などもありますので、その辺で判断しなければいけないと思っています。今日、この問題について大変熱心に、ある意味ではきっかけを与えて頂いた自民党の尾辻議員が、民主党の方と近日中にドミニカ共和国に行かれるという話もありましたので、電話で連絡を取り、(現地の)皆さんから感謝して頂きましたということだけをお伝えしました。これからも誠意を持って、どんなことが出来るかよく考えてみたいと思います。

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