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副大臣会見記録(平成15年9月)


INDEX


・ 副大臣会見記録(9月11日付)
 ・ 米同時テロ発生2周年
 ・ 田中外務審議官自宅の爆発物
 ・ 北朝鮮情勢
 ・ 中東諸国文化交流


・ 副大臣会見記録(9月4日付)
 ・ 川口大臣のCTBT発効促進会議出席等
 ・ 「日本・アラブ対話フォーラム」第一回会合
 ・ 万景峰号
 ・ イラク情勢
 ・ 6者会合






副大臣会見記録 (平成15年9月11日(木) 11:15~ 於:芝会見室)

・米同時テロ発生2周年

(茂木副大臣)今日で2001年9月11日の同時多発テロから2年が経過したわけです。犠牲になられた全ての方々、その中には24名の日本人の方も含まれているわけですが、改めて全ての方々に深い哀悼の意を表し、御家族の方々に心よりお見舞いを申し上げたいと思います。国際社会はこの2年間、国際社会の新たな脅威と再認識されたテロとの戦いを強化して参りました。アルカーイダ構成員の拘束、テロ資金対策、テロ防止のための国際的枠組みの強化等、着実に成果も上がっていると考えています。しかし、テロの脅威はまだ続いています。テロの根絶のため、我が国としても諸外国と協力しながら引き続き幅広い分野で断固とした取り組みを続けて参りたいと考えています。

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・田中外務審議官自宅の爆発物

(茂木副大臣)田中外務審議官自宅に爆発物が仕掛けられた事件についてですが、昨日9月10日の未明、右翼団体を名乗る者より一部報道機関に対し、田中均外務審議官の自宅ガレージに爆発物を仕掛けたとの連絡が入りました。通報を受けた警察が直ちに現場を捜査した結果、外務審議官の自宅ガレージから爆発物と見られるステンレス製ポットと導火線のようなものが発見されたわけです。外務省としては本件犯行の動機、背景が如何なるものであるにせよ、暴力や脅迫を用いたこのような行為は容認することが出来ないと考えています。我が国は法治国家であり、今回のような極めて卑劣な暴力行為は民主主義社会に対する挑戦であり、到底容認することは出来ませんし、これが国民の共通認識であると考えています。外務省としては本件事件の重大性に鑑み、厳正な捜査が行われることを期待しています。

(問)爆発物に関してですが、昨日、石原都知事が爆発物が仕掛けられても当然だ、との内容の発言を行いましたが、この発言について副大臣はどうお考えでしょうか。

(茂木副大臣)石原知事の発言を直接聞いてはいませんが、そういう、例えば暴力行為が許されるという趣旨で発言したとは到底考えていません。

(問)そうしますと、現在、外務省として特に抗議をするとかそういうことは考えていないと。

(茂木副大臣)外務省としての今の立場、国民の共通認識がこういうところにある、これについては申し上げたつもりです。真意等については知事本人からお聞き頂いた方がいいのではないかと思います。もしその上で、真意がテロ行為が許される、暴力行為が許される、そういうことであったなら発言は撤回して頂きたいと思います。

(問)石原さんの発言の中で、形は田中審議官の批判という形をとりながら、1人が仕切って北朝鮮と渡り合えるはずはないとか、(批判の中には)外務省の北朝鮮外交部分というのも含まれているわけなんですが、そういうトータルでこの発言を評価してもう一度伺いますが、外務省として撤回及び石原氏への謝罪を求められるお考えはないのですか。

(茂木副大臣)外務省としての北朝鮮への対応ですが、今回の6者会合を御覧頂いても、一つの方針の下で官邸とも緊密な連携をとりながら進めてきています。そのことについては国民の皆さんにも理解を頂いていると思いますし、1人の人間が、例えば、北朝鮮外交を仕切っているとか、省内に意見の違いがあるということは全くないと私は考えています。

(問)石原さんはもちろん都民の安全、東京都の安全を守る立場にある人なんですが、先程副大臣がおっしゃられていたように、まさにどんな動機であれ、到底容認出来ない、民主主義に対する挑戦だというように、爆発物を仕掛けるような行為を、テロをある種容認したり煽ったりするという発言をまさにされたわけなんですが、知事として、あるいは政治家として的確だとお考えですか。

(茂木副大臣)先程申し上げたように、発言の真意については、私はその場にいたわけでもありませんし、分かりませんが、そういう趣旨で発言したとは、やはりあれだけ立派な政治家の方ですから、私は考えたくないと思っています。

(問)そうしますと、7月に外務省として『Voice』の雑誌に作家の深田祐介氏が「天誅」という言葉を使ったことについて、個人の誹謗・中傷の限度を超えたものは到底看過できないと抗議をされたわけです。今回の知事の発言については、そういった認識、看過できないという認識はお持ちではないということですか。

(茂木副大臣)ですから申し上げたように、発言の趣旨については、都庁のクラブもあるわけですから、そちらでお聞き頂きたい。外務省のスタンスについては私なりに明確に申し上げたつもりです。

(問)外務省として真意をお聞きになる、お確かめになるというお考えはないのですか。

(茂木副大臣)外務省としては基本的に今行っている様々な努力に対して御意見頂きたいと思っています。ただ、その方向とかについては我々なりに正しい方向で北朝鮮外交を一生懸命進めているつもりです。

(問)先程の副大臣の発言で、もし知事の発言がああいった行為を許されるという趣旨であれば、撤回を求めたいというお話でしたけれども、今後仮に石原知事がそういった趣旨であると認めた場合は外務省として正式な形で文書等を通じて撤回を求めるのですか。

(茂木副大臣)先ず、プロセスとしては、外務省の基本的なスタンスにつきましては先程申し上げましたとおり、本件犯行の動機、背景が如何なるものであるにせよ、暴力や脅迫を用いたこのような行為は容認できない。そして、我が国は法治国家でありますから、今回のような極めて卑劣な暴力行為は民主主義社会に対する挑戦として到底容認できないし、これが国民そして都民の共通の認識だと考えております。石原知事の真意がそういうテロとか暴力を容認するとか助長するとかこういうことにはないと思いますが、その趣旨がどうであるかについては、ご本人に確かめていただきたい。そして、確かめた上で、真意がテロ行為を容認する、暴力行為もあって然るべき、そういうことはどんどんやるべきだということであれば、勿論抗議させて頂きます。

(問)「爆弾を仕掛けられて当たり前の話だ」というのは、これがどうしてテロの容認以外に考えられますか、どういう解釈があり得るのでしょうか。

(茂木副大臣)真意につきましては、私が発言したわけではありませんので、発言した本人にお聞き下さい。

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・北朝鮮情勢

(茂木副大臣)北朝鮮の関連ですが、日米韓の事務レベル協議については、今月末を目処に開催する方向で関係国と調整中です。形式としては、TCOGという形にはおそらくならないのではないかと思っています。いずれにしても、我が国として拉致問題も含めた問題の包括的な解決のために関係国との連携を今後も強化していきたいと考えています。

(問)その北朝鮮が、昨日6ヶ国協議で拉致事件を取り上げた日本政府の対応を改めて批判しているんですけれども、現在、日朝間で拉致をめぐる話し合いを続けていこうと合意したわけなのですが、その現状についてどうなっているのか、今後どうしていくのか。

(茂木副大臣)北朝鮮の場合は様々な発言があるわけでありまして、6者会合が終わった後、6者会合に関して、例えば関心がないとか期待が持てないとか、こういう発言をするわけですが、一つ一つの発言に惑わされるのではなくて、基本的に6者会合の中でも協議の継続が決まったということでありますし、向こうの代表であります金永日次官も、2者協議の中で明確に日朝平壌宣言に沿って拉致を含め一つ一つの問題を解決していきたいという発言をしているわけですから、我が国としてはそれが正式な発言だと受け止めて、今後も2者協議につきましても様々な外交ルートを通じながら問題の調整を進めていきたいと考えております。今、北京ルート等々を通じまして内々の話を今後深めていきたいと考えておりますが、現時点でこの準備がどこまで整っているか等についてはコメントを差し控えさせて頂きます。

(問)アメリカの上院の委員会で北朝鮮の核の再処理施設が休止しているのではないかとの米国務省見方が示されたとの報道がありますが、日本政府としてこの件で何か確認されていることはありますか。

(茂木副大臣)その問題も含めて米国との間では緊密な情報、意見交換を行っているところでありますが、北朝鮮の核の開発に関しては、今ありましたように、米国の議会等々に関する報道に関して、報道されているような事実関係の有無を含め現時点で確たる結論を申し上げるような状況にないということであります。報道されていることが事実であるかどうかということを前提としたコメントは差し控えさせていただきます。

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・中東諸国文化交流

(茂木副大臣)政府は9月19日金曜から10月1日水曜まで、対中東文化交流・対話ミッションをサウジアラビア、イラン、シリア、エジプトに派遣します。本ミッションは各界で活躍する有識者から構成されています。現地にて有識者、文化人、芸術家等と意見交換を行うほか、「伝統と近代化」等のテーマでシンポジウムを開催し、今後の日本と中東との文化交流のあり方につき意見交換を行う予定です。政府はまた、我が国と中東諸国との文化交流及び相互理解を深めるため、9月14日日曜から23日火曜までアラブ首長国連邦、イエメン、イラン、オマーン、クウェート、バーレーンから文芸界で活躍する若手作家、詩人6名を我が国に招聘します。

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副大臣会見記録 (平成15年9月4日(木) 11:10~ 於:芝会見室)

・川口大臣のCTBT発効促進会議出席等

(茂木副大臣)おはようございます。今、川口大臣は海外出張中でありまして、ヨーロッパでCTBT発効促進会議等々に出席をしております。事務方から膨大な資料を用意してもらったのですが、現地の方で説明をそれぞれ受けていると思いますので、私の方では割愛をさせていただきます。

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・「日本・アラブ対話フォーラム」第一回会合

(茂木副大臣)それからもう一点、「日本・アラブ対話フォーラム」第一回の会合が、今日から東京で開催されています。今日、明日の二日間の予定であります。このフォーラムは、日本とアラブ諸国との対話を強化するとの政策の一環として設立されたものであり、メンバーはエジプト、サウジアラビア及び日本の各界で活躍する有識者から構成をされております。日本側は橋本元総理が座長を務めております。今回の第一回の会合では、イラクを含む中東情勢、特に一日目はイラク情勢が中心になると思います。二日目は経済開発等の諸問題について幅広い意見交換が行われる予定です。本日、一行は小泉総理を表敬することになっております。また、本日の夕方、外務省主催でレセプションを開催し、私も出席する予定です。更に、明日の会合終了後、12時45分から三ヶ国の座長が共同の記者会見を行う予定です。

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・万景峰号

(問)万景峰号の入港について、外務省といいますか、対応についてどのようにお考えでしょうか。

(茂木副大臣)今日の昼に入港して、明日出港と関係省庁からは報告を受けております。

(問)対処としては、従来通り、厳正に対処していくということですか。

(茂木副大臣)そういうことで、一貫して、外務省としても現行法で採りうる厳正な措置を取ってほしいということは、海上保安庁、税関などに申し入れをしておりますので、そういう方針に沿って、対応してくれるものだと思っております。

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・イラク情勢

(問)イラク情勢についてですけど、アメリカは国連主導の形で多国籍軍を展開して、治安の維持を図っていくということだと思うんですけども、この動きを政府としてはどう見ていくのかということと、自衛隊派遣の時期、調査団の派遣の時期とも絡めて、現時点でどうなっているのでしょうか。

(茂木副大臣)米国の動きといいますか、新たな安保理決議の模索ということでありますが、これはイラクへの多国籍軍の派遣を容認する内容にもなっていると承知しております。安保理が新たな決議をすることによって、イラクの復興や安全確保に向けた国際協調が一層強化されるということは歓迎したいと思っております。もちろん、例えば指揮権の問題等々でいろいろな議論があるのだと思います。そういった安保理での協議を注意深く見守っていきたいと思っております。一方で、イラクの情勢でありますけど、確かに治安というのが最大の課題です。そういった治安の問題、そして現地のニーズ等々の最新の情報を見ながら今後の調査団の派遣、そして最終的な自衛隊の派遣、こういうことにつきまして準備はしっかり進めていきたいと思っております。

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・6者会合

(問)先週の北京での6者協議が終わってから数日経っていますけれど、その後、外交的に中国なり北朝鮮について何かフォローするような動きというか、拉致問題を含めた新しい展開はあるのでしょうか。今後の展望はどのようにお考えですか。

(茂木副大臣)特段具体的な新しい動きがあるわけではございませんが、藪中局長も拉致のご家族の皆さんに週単位で働きかけを行っていきたいという報告をさせていただいております。我が方としましても、北京の大使館ルート等々を通じて、できるだけ早いタイミングで接触を持っていきたいと考えております。

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