演説

伴野外務副大臣演説

NATO首脳会合アフガニスタン会合における伴野外務副大臣スピーチ

平成22年11月20日

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御列席の皆様,

<冒頭・総論>

 本日は,このような貴重な議論に参加する機会を頂き,日本国政府を代表して関係各位に感謝と敬意を表します。
 昨年11月,我が国は,アフガニスタン自身による国造りを積極的に支援するため,約5年間で最大約50億ドル規模の支援を行う方針を発表しました。治安,再統合,開発を三本柱とし,本年末までに11億ドルの支援を実施する予定です。支援に関する我が国の考え方を申し上げます。

<1.治安の改善>

 第一に,治安の改善です。2014年末までの治安権限移譲に向け,我が国は,これまでの警察官支援に加え,EUやトルコとの協力による警察官訓練を行うこととし,アフガニスタン国軍信託基金への拠出など,国軍の能力強化のための支援を強化していきたいと考えております。また,アフガニスタンにおけるNATOの訓練教官不足が喫緊の課題になっており,その声に応えるため,我が国は,新たに自衛隊の医療・衛生要員による医療分野での教育訓練を行うことができるか,前向きに検討しています。

<2.再統合>

 第二に,軍事的取組とともに政治的取組たる和解・再統合が不可欠であり,反政府勢力の社会への再統合は,極めて重要な要素です。我が国は,元兵士に対する職業訓練や雇用機会創出のための開発プログラムなどを支援していきます。

<3.開発>

 第三に,人々の生活の安定化や経済基盤の構築です。16の地方復興チ-ム(PRT)とも連携し,総数97件のプロジェクトを実施し,初等教育,職業訓練,医療・衛生等,生活に直結する支援を行っています。


 以上,有り難うございました。


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