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演説

松宮大臣政務官演説

在京キルギス大使館の開館


平成16年4月22日


松宮政務官とアカーエフ大統領
松宮政務官とアカーエフ大統領
 4月22日(金)、在京キルギス大使館が目黒区下目黒に開館し、同日、訪日中のアカーエフ・キルギス大統領の列席を得て、開館セレモニーが行われました。
 同セレモニーにはアカーエフ大統領に同行して訪日したアカーエフ大統領夫人、アイトマートフ外務大臣、キルギス国会議員、クタノフ次期駐日大使が出席し、また、日本側より松宮外務大臣政務官をはじめ、国内のキルギス関係者が出席しました。
 同セレモニーではキルギス国旗の掲揚、キルギス国歌の演奏に始まり、大使館の名前を彫ったプレートの除幕式が行われ、また、これまで日・キルギス両国関係の発展に大きく貢献した枝村元駐ロシア兼キルギス大使には、キルギス共和国の最高の国家勲章「ダナケル勲章」が授与されました。その後、アカーエフ大統領、松宮政務官より挨拶が行われました。松宮政務官の挨拶は以下の通りです。

プレートの除幕式
プレートの除幕式
 「本日、在京キルギス共和国大使館の開館に際し、日本政府を代表し、祝辞を述べさせて頂きたいと思います。この記念すべき時を、本国から御訪問されたアカーエフ大統領閣下をはじめ、皆様と共に迎えることができることを誠に嬉しく思います。昨年1月のビシュケクにおける日本大使館の開館に続き、今般の我が国におけるキルギス共和国大使館の開館は、最近の両国の外交関係のダイナミックな進展を示すものであります。今回のアカーエフ大統領閣下の訪日と大使館の開館は、両国関係を新たな段階に引き上げるものであり、今後、両国関係が、東京とビシュケクの二つのチャンネルを通じて更に緊密化していくことを期待致しております。

 キルギス共和国は、雄大なテンシャン山脈、神秘的なイシク・クリ湖を有する自然豊かな大変美しい国であるとお伺いしております。キルギスの方々の間では「大昔、キルギス人と日本人が兄弟で、肉が好きな者はキルギス人となり、魚を好きな者は東に渡って日本人となった。」と言われていると伺っており、またキルギス人と日本人は顔がそっくりであるともよく聞いています。

挨拶する松宮政務官
挨拶する松宮政務官
 中央アジア各国は、独立後それぞれのやり方で国造りの努力を重ねておられる中、キルギス共和国はここに御臨席のアカーエフ大統領閣下の指導力の下、率先して市場主義化、民主化に努力を重ねてこられました。我々としても、このようなキルギス共和国の努力に敬意を表すると共に、その努力を支援するため、市場志向型経済の導入支援、基礎医療、教育等の基本的な人道ニーズ、経済インフラ、農業分野を重点として可能な支援に努めてきましたところです。我々のこうした貴国への協力関係の継続・強化の方針に揺るぎはありません。キルギス共和国からは、我が国の国際社会での活動に常に理解と支持を与えてくれています。
 今後の二国間関係の深化の鍵は、政府間交流に加え、双方向の民間交流をいかに活発化させていくかにかかっていると考えております。その点でも、今回の在京キルギス大使館の開館は大変時宜を得たものであり、また、大使館に期待される任務と役割は極めて大きいものがあると考えます。特に、まだ多くの日本人にとって、キルギスは未知の国であるということもあり、私はもっと多くの日本人に、今日、私が感じたような日本人とキルギス人の間に存在する親しみを知ってもらいたいと思います。是非、在京キルギス大使館には、キルギスを知る日本人が増えるように東京、そして日本国内での活動範囲をどんどん広げて頂きたく、我々も、ここにおられるクタノフ次期駐日大使以下キルギス大使館の皆様の活躍をできる限り応援していきたいと思います。

 最後に、キルギスの皆さんを東京という新しい家に迎えることができたことを喜びつつ、キルギス語で大使館の開館をお祝いしたいと思います。

 ジャイルー・ボルスン!(注:キルギス語で新しい家にようこそ!)」


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