談話・コメント

外務大臣談話

リビアにおける米国公館襲撃事件について

平成24年9月12日

  1. 9月11日(火曜日)(現地時間),リビア東部のベンガジにある米国公館に対する一連の襲撃により,クリストファー・スティーブンズ駐リビア米国大使を含む4人の米国国民が殺害されたとの報に接し,犠牲者及びご遺族の方々並びに米国政府に対し心から哀悼の意を表します。我が国はこのような暴力行為を断固として非難します。
  2. 我が国は,今回の悲劇を受け,国際法上,リビア政府が各国公館及びその構成員を保護する特別の責務を有することを強調するとともに,リビア政府が治安改善に向けてより一層尽力することを強く望みます。
  3. 我が国政府としては,今後とも在留邦人等の安全確保に最善を尽くす考えです。

【参考】
(1)9月11日,リビア東部のベンガジにある米国公館に,武装した群衆が乱入して火を放つなどした。12日,リビア内務省は,一連の衝突において,スティーブンズ駐リビア米国大使を含む4人の米国国民が殺害された旨発表し,オバマ米大統領も右事実を確認した上で,かかる攻撃を強く非難する旨の声明を発表。

(2)報道によれば,本件事案は,最近米国で制作されたとされる預言者ムハンマドを風刺する映画への抗議をきっかけに生じたとされている。エジプトの首都カイロでも,11日,この映画をめぐり数千人規模の群衆が米国大使館前で抗議。一部が大使館の壁によじ登り,星条旗を引き裂くなどした。

(3)12日夜,本件事案を受けて,我が国政府から,中東,北アフリカ,一部のアジア地域等イスラム諸国を中心に全世界の在留邦人及び邦人渡航者に向けて注意喚起を促す広域情報を発出。


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