談話・コメント

外務大臣談話

シリアのホウラにおける虐殺について

平成24年5月28日

  1. 5月25日(金曜日)から26日(土曜日)(現地時間)にかけて,シリア北西部のホムス県ホウラ市で,34人もの子供を含む多くの市民が殺害されたとの国連シリア監視団(UNSMIS)の報告に接し,我が国は,このような非人道的な暴力を断固として非難します。犠牲者及びご遺族の方々に心から哀悼の意を表します。
  2. このような悲劇が生じるに至った責任の少なくとも一端は,アナン国連・アラブ連盟共同特使の提案である居住区内及びその周辺における部隊の展開の即時停止,重火器の使用停止,軍隊の撤退開始を未だ履行していないシリア政府にあることは明らかです。我が国は,シリア政府に対して,アナン特使の提案を完全に履行し,市民を保護すべき責任を果たすよう,あらためて強く求めます。国連安保理決議第2042号及び第2043号に従い,全ての暴力が完全に即刻停止されるよう望みます。

(参考)ホウラにおける虐殺
 5月25日から26日にかけて,シリア北西部ホムス県ホウラ市において市民が虐殺される事案が発生。26日に現地を視察した国連シリア監視団によれば,子供34人を含む85人の死亡が確認された。また,同監視団の報告書によれば,迫撃砲などの重火器による砲撃,至近距離による銃撃や酷い身体的虐待があったことが確認されている。


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