談話・コメント

外務報道官談話

マリ情勢に関する国連安保理決議の採択

平成24年7月10日

  1. 我が国は,7月5日(木曜日),マリ情勢に関する国際社会の懸念を確認し,事態の収拾を求める国連安保理決議第2056号が全会一致で採択されたことを歓迎します。我が国は,全ての関係者が,国連安保理決議に従い,憲法秩序の回復に努力し,マリ領土の一体性が確保されることを求めます。
  2. 我が国は,マリ北部において人権・人道状況が悪化しているとの国際社会の懸念を共有します。我が国は北部地域の全ての武装勢力に対し,直ちに敵対行為をやめ,人権・人道状況の回復に努めるよう,強く求めます。また,武装勢力によるマリ北部の文化遺産の破壊を深く憂慮します。
  3. 我が国は,マリの事態の収拾のために行われている,西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS),アフリカ連合(AU),マリの近隣諸国及び国連の取組を支持すると共に,我が国としてもこれらの取組を後押ししていきます。
(参考)
  1. 7月5日(木曜日),国連安保理は,マリ情勢に関する安保理決議2056を,全会一致で採択した。同決議では,マリにおける憲法秩序の回復,領土の一体性の確保,西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)による治安上の支援,テロとの闘い等に関する安保理の政治的支持が表明されている。
  2. また,同安保理決議は,国連事務総長に対し,7月31日までに,マリ情勢及び同決議の履行状況につき報告することを要請している他,サヘル地域の治安,ガバナンス,開発,人権,人道問題等に関する総合戦略の策定及び実施に加え,その進捗状況を9月15日までに安保理に報告することを要請している。

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