談話・コメント

外務報道官談話

サンニコフ・ベラルーシ野党大統領候補の釈放について

平成24年4月16日

  1. 4月14日(土曜日),ベラルーシにおいて,2010年12月に行われた大統領選挙における野党候補アンドレイ・サンニコフ氏(Mr. Andrei Sannikov, Leader of the “European Belarus”)らが釈放されたことを歓迎します。
  2. 我が国は,ベラルーシ大統領選挙の直後,大統領候補者らが多数拘束されたことに対して憂慮を表明し,ベラルーシ当局に対し民主主義の原則を確保するように求めてきたところです。
  3. 我が国は,ベラルーシが民主主義及び人権等を尊重した形で発展していくことを希望しており,今後も,同国の情勢を注視するとともに,民主化を促すべく支援と働きかけを継続する考えです。
【参考1】ベラルーシ大統領選挙と野党候補者らの拘束
  • ベラルーシ大統領選挙は2010年12月19日に実施。現職のアレクサンドル・ルカシェンコ大統領を含め10名が立候補。投票率は約90%で,ルカシェンコ現大統領が約80%を得票し当選(4期目)。他の候補者はいずれも3%未満の得票。
  • 投票日の夜,野党側は首都ミンスク中心部で抗議集会を開催(参加者数は,おおよそ数千人から1万人規模と見られる)。治安部隊との衝突があり,多数が負傷。サンニコフ候補(「欧州のベラルーシ」運動指導者)を含む野党候補者7名を含め,集会参加者やジャーナリストが多数拘束。サンニコフ氏は「集団騒動を企図した」として5年の禁固刑が下されていた。
  • 我が国は,右有罪判決に対し,2011年5月17日付外務報道官談話にて深い憂慮を表明。
【参考2】ベラルーシ大統領選挙に関する我が国の対応
  • 我が国は,大統領選挙に際し,欧州安全保障協力機構/民主制度・人権事務所(OSCE/ODIHR)国際選挙監視団(約300名規模)に2名の選挙監視要員を派遣。
  • 2010年12月21日,外務報道官談話において,抗議集会において治安部隊との衝突が生じ,大統領候補者らが拘束されたことに深い憂慮の意を表するとともに,大統領選挙が国際基準を満たすものではなかった旨評価。

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