- 1月12日(木曜日)、ミャンマー政府とカレン民族同盟(KNU)との間で、停戦が合意されました。ミャンマーにおいては、当局と少数民族武装勢力との間で、これまでも停戦に係る合意が実現してきており、わが国は、これらの動きをミャンマーの国民和解に向けた大きなステップの一つとして歓迎します。
- わが国は、これまで累次の機会を捉え、ミャンマー政府に対し、民主化・国民和解に向けた進展を働きかけてきており、そのような観点からも、今回の動きが同国における民主化・国民和解の更なる進展に繋がることを期待しています。
(参考)最近のミャンマーにおける停戦に係る動き
ミャンマーでは、2011年12月4日、シャン州政府レベルの和平グループとシャン州和解評議会(RCSS)及びシャン州軍(SSA)との間で和平協議開始のための合意文書が署名されたほか、同年12月29日、ミャンマー連邦政府代表とワ族第二特別区(統一ワ州軍:UWSA)の平和構築委員会との間で和平に係る合意文書、2012年1月6日、チン州政府和平委員会とチン民族戦線(CNF)和平委員会との間で予備的和平合意文書がそれぞれ署名されている。