談話・コメント

外務大臣談話

エジプト情勢について

平成23年2月2日

  1. 我が国は,エジプトと伝統的な友好関係を享受し,政治,経済及び文化面での協力関係を発展させてきました。

  2. 我が国は,これまで数日間に亘り,エジプトにおける大規模デモ及びそれに関連する状況を注視してきました。そして本日,長い間この国の指導者を務めてきたムバラク大統領によるテレビ演説が行われました。

  3. 我が国は,全ての関係者に対し,暴力を厳に控えるよう呼びかけます。また,我が国は,エジプトにおいて,幅広い支持を得る民主的な政府への平和的な移行を通じ,政治的安定と平静な市民生活の回復が図られることを強く期待します。そのため,我が国は,エジプト政府及び国民による対話のプロセスの早急な開始と,必要な政治的・経済的改革の実施を重視します。

  4. 我が国として,エジプトが,中東・北アフリカ地域の平和と繁栄のため,引き続き建設的な役割を果たしていくことを期待します。

【参考】

  1. 25日以来,首都カイロを含むエジプト国内各都市で,大規模デモが発生しており,2日夜までに,約300名が死亡(ピレイ国連人権高等弁務官発表)。

  2. 報道によれば、1日夕刻に,100万人のデモ行進を行う呼びかけを受け、カイロ・タハリール広場に数十万人が集まった。

  3. 2日未明(現地時間1日23時頃(日本時間2日午前6時頃),ムバラク大統領はテレビ演説を行い,次期大統領選挙に立候補しないことを言明。残る任期中に自らの残した改革政策を実行することを約束。

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