談話・コメント

外務報道官談話

イラク北部ティクリートにおけるテロの発生について

平成23年3月30日

  1. 3月29日(火曜日),イラクのサラーハッディーン県ティクリートにおいて,県評議会を狙ったテロが発生し,多数の死傷者が出たことに,強い衝撃と憤りを覚えます。我が国は今回亡くなられた方々及び御遺族の方々に心から哀悼の意を表します。

  2. テロはいかなる理由においても正当化できず,我が国は,罪のない人々を無差別に標的にする残虐なテロ行為を改めて断固として非難します。

  3. 我が国は,イラク新政権及び国民が,民族・宗派の相違を乗り越え,国民融和を図りつつ,治安の安定と経済復興を推し進めることを希望します。我が国は,そのようなイラクの努力を引き続き積極的に支援していきます。

【参考】ティクリートにおけるテロ概要
1.現地時間29日午後0時40分,サラーハッディーン県ティクリート市内の県評議会において,自爆テロ犯1名が爆弾を爆発させた。それに続き,銃及び自爆ベルトで武装した犯人10名が県評議会に突入,立て籠もった。県評議会職員等が人質となった。
2.現地時間この日午後1時,警察が現場に到着した直後,自動車爆弾が爆発し,警察官2名が死亡した。数時間にわたる銃撃戦の後,治安部隊が突入し,評議会建物を奪還した。
3.現地時間この日午後8時時点において,65名が死亡,95人が負傷。当局筋によると死亡者には犯人6名,評議会議員3名が含まれている。
4.イラクメディアは、国会国家安全保障・国防委員会が本件の真相究明委員会の設立を決定したと報じている。
なお、同市では、18日に警察官募集に集まった志願者を狙った自爆テロがあり,少なくとも50人が死亡,150人以上が負傷している。

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