- 本31日(月曜日),ミャンマーにおいて,昨年11月7日に実施された総選挙の結果を踏まえ,1988年以来23年振りに国会が召集されました。同国の国会が如何に運営され,如何なる議論がなされていくか,民主化勢力や少数民族政党の活動状況も含め,今後の動きに注目していく考えです。
- 我が国は,国会における大統領選挙等の手続きを経て設立されるミャンマー新政府が,政治犯の釈放や関係者との実質的対話を進め,また,我が国を含む国際社会との関係を深めること等により,より一層開かれたミャンマーに向けて前向きな措置を講じていくことを期待します。
【参考】
- 昨年11月7日に実施された総選挙の結果(国会)
【国民代表院(下院)】 【民族代表院(上院)】
連邦連帯開発党(USDP) 259 連邦連帯開発党(USDP) 130
シャン民族民主党(SNDP) 18 ラカイン民族発展党(RNDP) 7
国民統一党(NUP) 12 国民統一党(NUP) 5
ラカイン民族発展党(RNDP) 9 国民民主勢力(NDF) 4
国民民主勢力(NDF) 8 全モン地域民主党(AMRDP) 4
全モン地域民主党(AMRDP) 3 チン発展党(CPP) 4
無所属・その他 16 無所属・その他 14
(治安上実施されず 5)
計 330 計 168
(軍人代表議席 110) (軍人代表議席 56)
総議席 440 総議席 224- 今後、各院の議長・副議長や大統領の選出が国会において行われる事となっているが、具体的なタイミングは発表されていない。