談話・コメント

外務報道官談話

ミャンマー情勢(国会の召集)

平成23年1月31日

  1. 本31日(月曜日),ミャンマーにおいて,昨年11月7日に実施された総選挙の結果を踏まえ,1988年以来23年振りに国会が召集されました。同国の国会が如何に運営され,如何なる議論がなされていくか,民主化勢力や少数民族政党の活動状況も含め,今後の動きに注目していく考えです。

  2. 我が国は,国会における大統領選挙等の手続きを経て設立されるミャンマー新政府が,政治犯の釈放や関係者との実質的対話を進め,また,我が国を含む国際社会との関係を深めること等により,より一層開かれたミャンマーに向けて前向きな措置を講じていくことを期待します。

【参考】

  1. 昨年11月7日に実施された総選挙の結果(国会)
    【国民代表院(下院)】           【民族代表院(上院)】 
    連邦連帯開発党(USDP)   259     連邦連帯開発党(USDP)  130
    シャン民族民主党(SNDP)  18       ラカイン民族発展党(RNDP) 7
    国民統一党(NUP)       12      国民統一党(NUP)       5
    ラカイン民族発展党(RNDP)  9       国民民主勢力(NDF)     4
    国民民主勢力(NDF)      8     全モン地域民主党(AMRDP) 4
    全モン地域民主党(AMRDP) 3     チン発展党(CPP)        4
    無所属・その他         16      無所属・その他         14
    (治安上実施されず       5)
    計             330          計              168
    (軍人代表議席         110)     (軍人代表議席      56)
    総議席          440          総議席           224

  2. 今後、各院の議長・副議長や大統領の選出が国会において行われる事となっているが、具体的なタイミングは発表されていない。

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