談話・コメント

外務報道官談話

イラク北部ティクリートにおける自爆テロの発生について

平成23年1月18日

  1. 1月18日(火曜日),イラク北部ティクリートにおいて,警察募集に集まった志願者を狙った自爆テロが発生し,多数の死傷者が出たことに,強い衝撃と憤りを覚えます。我が国は今回亡くなられた方々及び御遺族の方々に心から哀悼の意を表します。

  2. テロはいかなる理由においても正当化できず,我が国は,罪のない人々を無差別に標的にする残虐なテロ行為を改めて断固として非難します。

  3. 我が国は,イラク新政権及び国民が,民族・宗派の相違を乗り越え,国民融和を図りつつ,治安の安定と経済復興を推し進めることを希望します。我が国は,そのようなイラクの努力を引き続き積極的に支援していきます。

【参考】

  1. ティクリートでの自爆テロ

    (1)地元州政府当局者によれば,イラク北部ティクリートで18日、警官募集に集まった志願者を狙った自爆テロがあり,少なくとも50人が死亡,150人以上が負傷した。
    (2)同当局者は,国際テロ組織アル・カーイダ系武装勢力による犯行の可能性があるとしている。
    (3)今回の事件は昨年12月21日にイラク新政権が樹立されて以来はじめての大規模なテロ事案となった。
    (4)ティクリートはフセイン元大統領の出身地に近く,元大統領を支持するイスラム教スンニー派の武装勢力の活動が活発だった地域。

  2. 最近イラクにおいて発生した大規模テロ事案(2010年)

    (1)8月17日 バグダッドの中心部に位置するイラク軍新兵募集事務所で自爆テロが発生,少なくとも59名が死亡し,100名以上が負傷。
    (2)10月31日 アル・カーイダ系武装組織により、キリスト教会立てこもり事件が発生。イラク治安部隊,米軍の突入で,人質を含む少なくとも58名が死亡。

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