談話・コメント

岡田外務大臣談話

タイ・バンコクにおける治安部隊によるデモ隊への行動について

平成22年5月19日

  1. 本19日(水曜日), タイの首都バンコクにおいて, タイ政府治安当局によりバンコクの中心部を占拠していたデモ隊に対する行動が開始され, 両者間の衝突により, 死傷者が発生しています。我が国は, この事態を深く懸念しています。
  2. 我が国政府として, 大使館を通じ在留邦人の安全に万全を期しています。また, 我が国は, タイ政府に対し, 邦人の安全確保に最大限の配慮を払うよう改めて求めます。
  3. 我が国としては, 一刻も早く事態が収拾され、秩序と安定が回復されるよう望みます。また、外国人を含む全ての人々の安全に十分な配慮が払われることを期待しています。

【参考】 タイにおいては、タクシン元首相を支持する勢力(UDD、赤シャツグループ)が、国会の即時解散を求め、3月中旬よりバンコク都内において大規模な集会を実施、4月に入り繁華街を占拠。これに対し政府側は、4月10日、デモ隊の強制排除を試みたところ、治安部隊とデモ隊との間で大規模な衝突が発生、邦人ジャーナリストを含む25名が死亡。その後、5月13日から断続的に治安部隊とデモ隊との間で衝突が発生していたが、5月19日、政府は再度、デモ隊への行動を開始、その際、死傷者発生した模様。バンコク都当局発表による、5月13日夜から19日午前10時までの衝突による死者37名、負傷者313名。

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