談話・コメント

外務報道官談話

バグダッドにおける連続テロの発生について

平成22年11月4日

  1. 11月2日(火曜日),バグダッド市内において連続テロが発生し,多数の死傷者が出たことに,強い衝撃と憤りを覚えます。我が国は今回亡くなられた方々及び御遺族の方々に心から哀悼の意を表します。

  2. テロはいかなる理由においても正当化できず,我が国は,罪のない人々を無差別に標的にする残虐なテロ行為を改めて断固として非難します。

  3. 我が国は,引き続きイラク国民が民族・宗派を互いに尊重し,国民融和を図りつつ,本年3月の国会選挙の結果を踏まえた早期の新政府樹立を含む国づくりに向けた努力を払うよう期待します。我が国は,そのようなイラク国民の努力を引き続き積極的に支援していきます。

【参考】

  1. (1)イラク内務省によれば,11月2日夕刻,バグダッドのシーア派住人が多く住む複数の地区において連続爆破テロ事件が発生した。

    (2)3日までの各種報道による事件概要は次の通り。
      (ア)3日までに、91人が死亡、約200人が負傷。
      (イ)同事件のうち,12件では自動車爆弾が使用され,4件では爆発物が使用された。また、複数の迫撃砲攻撃も発生した。
      (ウ)複数の爆破攻撃はコーヒーショップ及びレストランの近くで発生している。

    (3)エリック・ブルーム米軍報道官は,今次の攻撃の実行グループについての情報を現時点で持ち合わせていないが,手口については,イラクのアル・カーイダ組織によるものに似ていると述べた。なお,現在のところ,如何なる武装勢力も犯行声明を発出していない。

  2. 最近イラクにおいて発生した事案

    (1)8月17日 バグダッドの中心部に位置するイラク軍新兵募集事務所で自爆テロが発生,少なくとも59名が死亡し,100名以上が負傷。

    (2)10月31日 アル・カーイダ系武装組織により、キリスト教界立てこもり事件が発生。イラク治安部隊、米軍の突入で、人質を含む少なくとも58名が死亡。

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