談話・コメント

外務報道官談話

キルギス議会選挙について

平成22年10月12日

  1. 10月10日(日曜日)に行われたキルギス議会選挙が,平穏且つ民主的に実施されたことを歓迎します。

  2. 同選挙について,欧州安全保障協力機構/民主制度・人権事務所(OSCE/ODIHR)等の国際選挙監視団は,今後の民主的プロセスを強化し,民主的選挙の国際的基準により近づいたとの肯定的な評価を発表しました。在キルギス日本大使館及びOSCE/ODIHR国際選挙監視団に派遣した我が国要員からも同様の報告を受けています。

  3. わが国としては,キルギスにおいて,今回の選挙で選出された議会の下,新たな政府が速やかに形成され,全ての政治勢力が民主主義と憲法的秩序に則り,同国の安定と発展に向けて協力して取り組んでいくことを期待します。

【参考1】 キルギス議会選挙
一院制,120議席,全て比例代表制。投票率は56.59%(現地時間11日17時時点,中央選管発表)。29の政党が参加したが,全国の有権者の5%以上及び各州・ビシュケク市・オシュ市で0.5%以上の票を得るといった当選の要件を充足したのは5党のみ。反暫定政府派(親バキーエフ前政権派)のアタ・ジュルト(祖国)党が第一位となる見込み。

【参考2】 OSCE/ODIHR選挙監視団等の評価(現地時間11日15時,共同記者会見)
OSCE/ODIHR選挙監視団長,OSCE議会監視団長及び欧州議会監視団長は,今次選挙を総じて極めて肯定的に評価。また,開票手続き等の若干の違反に触れつつも,これら違反は本質的な問題ではなく,キルギスの政治的多様性・市民社会・基本的人権が確保された真の選択の機会を持つことが可能となった選挙であったと評価。

【参考3】 我が国からの選挙監視要員派遣
(1)日本国会議員監視団:キルギス政府の招待に応じ,首藤信彦衆議院議員(民主)及び阪口直人衆議院議員(民主)が参加。
(2)OSCE/ODIHR選挙短期監視員:公募により選定された有識者(宇山智彦・北海道大学スラブ研究センター教授及び浜野道博・日キルギス交流協会理事)2名,在キルギス大使館員2名,JICAキルギス事務所員2名が参加。


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