談話・コメント

外務報道官談話

尖閣諸島周辺領海内における我が国巡視船と中国漁船との接触事案

平成22年9月25日

  1. 尖閣諸島が我が国固有の領土であることは、歴史的にも国際法上も疑いのないところであり、現に我が国はこれを有効に支配している。尖閣諸島をめぐり、解決すべき領有権の問題は存在していない。
  2. 今般の事案は、中国漁船による公務執行妨害事件として、我が国法令に基づき厳正かつ粛々と対応したものであり、謝罪や賠償といった中国側の要求は何ら根拠がなく、まったく受け入れられない。
  3. 日中関係を安定的に発展させていくことは、日中両国のみならず、地域及び国際社会にとっても極めて重要であり、日中双方は大局的な立場に立って引き続き戦略的互恵関係の充実を図っていくことが重要である。
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