談話・コメント

外務報道官談話

パキスタンにおけるイスラム聖者廟自爆テロ事件について

平成22年7月2日

  1. 7月1日(木曜日)夜,パキスタン・パンジャブ州ラホール市(首都イスラマバードから南東約450km)のイスラム聖者廟で発生した自爆テロ事件で多くの死傷者が生じたことに,我が国政府は強い衝撃と憤りを覚えます。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに,その御遺族に哀悼の意を表します。また,負傷者の方々に心からお見舞いを申し上げます。

  2. 今回のようなテロ行為は,無辜の人々を狙う許し難い行為であり,我が国政府は,これを断固として非難します。我が国政府は,あらゆる形態・目的のテロを非難し,いかなるテロ行為も正当化し得ないことをあらためて強調します。

  3. 我が国政府は,パキスタンの人々が,今回の苦難を早期に乗り越えられることを期待するとともに,テロに立ち向かうべく国際社会との協力を継続していく考えです。

(参考)

  1. 7月2日(木曜日)午後10時40分,パンジャブ州ラホール市のイスラム聖者廟(ダーター・ダルバール)の境内,手洗い場,地下で自爆テロが連続して発生し,40名以上が死亡、175名が負傷した模様。ダーター・ダルバールは,11世紀のイスラム神秘主義者(スーフィー)であるダーター・ガンジ・バクシュを祀るパキスタン国内最大級の聖者廟であり,毎週木曜日夜には,宗派を問わず多くの庶民が訪れている。犯行声明は2日現在出ていないが,複数の男性が実行犯と見られている。

  2. パキスタン国内では宗教施設に対するテロ事件が度々発生しており,今年5月にも,同じくパンジャブ州ラホール市内のアフマディー教団礼拝施設で,「パキスタン・タリバーン運動(TTP)」による襲撃事件が発生している。
このページのトップへ戻る
外務報道官談話 |  平成22年談話 |  目次へ戻る