談話・コメント

外務報道官談話

イラク国会選挙結果の承認について

平成22年6月2日

  1. 6月1日(火曜日),イラク連邦高等裁判所が,本年3月7日に実施されたイラク国会選挙の最終結果を承認したことにより,同選挙の結果が確定したことを歓迎します。
  2. わが国は,今次イラク国会選挙をイラクの政治プロセスにおける極めて大きな進展と考えており,選挙実施に向けたイラク政府及び独立選挙管理委員会の努力,投票所に足を運んだイラク国民の熱意に改めて敬意を表します。
  3. 我が国は,今回の選挙結果を受けて,引き続きイラク国民が民族・宗派を互いに尊重し,安定したイラク新政府が,早期に発足することを期待します。我が国は,そのようなイラク国民の努力を引き続き積極的に支援していきます。

【参考1】 新政権発足までの今後の見込み

公式結果確定後,15日以内に新メンバーによる国会初会合が招集され,新国会議長を選出するとともに,国会初会合召集から30日以内に3分の2以上の賛成で新大統領を選出する。その後,新大統領は,15日以内に国会内の第一政党(政党連合)から次期首相候補を指名し,同首相候補は30日以内に閣僚名簿を作成の上,国会の承認にかけ,国会は絶対多数で閣僚名簿の承認を行い,新政府が発足する。

【参考2】 イラク国会選挙

(1)全325議席(一院制)を比例代表制(非拘束名簿式)により選出。イラク全18県で県毎の選挙区制で投票実施(前回の選挙は2005年12月に実施。)。

(2)我が国は,国際社会と協調し,同選挙の自由・公正な実施に協力するため,小川郷太郎イラク復興支援等調整担当大使を団長とし,本省職員及び現地大使館員からなる選挙監視団を派遣した(12名)。我が国監視団は安全を十分に確保しながら,バグダッド及びエルビルの15箇所の投・開票所で監視を行った。

(3)なお,今般の上記裁判所による承認に際して,一部の候補者(2名)の審議・承認は延期されたが,近日中に解決する見込みの模様。

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