談話・コメント

外務報道官談話

パキスタンにおける爆弾テロ事件について

平成22年4月6日

  1. 4月5日(月曜日)午前、パキスタン北西辺境州ローワー・ディール郡ティメルガラ地区(首都イスラマバードから北西約200キロメートル)の政党集会場で発生した自爆テロ事件、さらに同日午後、北西辺境州ペシャワル市サダル地区の米国総領事館付近で発生した連続爆弾テロ事件で多くの死傷者が生じたことに、我が国政府は強い衝撃と憤りを覚えます。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、その御遺族に哀悼の意を表します。また、負傷者の方々に心からお見舞いを申し上げます。
  2. 今回の行為は無辜の人々を狙う許し難い行為であり、我が国政府はこれを断固として非難します。我が国政府は、あらゆる形態、目的のテロを非難し、いかなるテロ行為も正当化し得ないことをあらためて強調します。
  3. 我が国政府は、パキスタンの人々が今回の苦難を早期に乗り越えることを期待するとともに、テロに立ち向かうべく国際社会との協力を継続していく考えです。

参考

  1. 4月5日(月曜日)午前、北西辺境州ローワー・ディール郡ティメルガラ地区の政党集会場に近づいた不審者が自爆し、現地紙報道によれば約50名が死亡、政党幹部を含む約80名が負傷。
  2. また同日午後、北西辺境州ペシャワル市サダル地区の米国総領事館付近で約15分間に3度の爆弾事件が発生。治安部隊は銃撃戦を約2時間展開した後に武装勢力を制圧。報道によれば、警備員3名と武装勢力4名が死亡した由。「パキスタン・タリバーン運動(TTP)」報道官が犯行声明を発出。
  3. パキスタン陸軍は昨年10月半ばに、アフガニスタンとの国境付近南ワジリスタン管区において地上部隊を投入して本格的な反政府勢力掃討作戦を開始したが、その後パキスタン国内で武装勢力の報復と見られるテロが多発している。
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