談話・コメント

中曽根外務大臣談話

南アフリカ共和国における総選挙の実施について

平成21年4月28日
  1. 我が国は、4月22日(水曜日)に行われた南アフリカ共和国における総選挙(国民議会(下院)及び州議会選挙)が、自由、公正かつ平和裡に実施されたことを歓迎します。投票所の監視活動にあたった現地の日本大使館からも、選挙が全般的に秩序正しく実施されたとの報告を受けています。
  2. 我が国は、南アフリカ共和国が民主主義の下で更なる発展を遂げ、アフリカの安定と繁栄、国際社会の諸課題の解決に一層貢献していくことを期待します。
  3. また、政府は、5月9日(土曜日)に首都プレトリアにて開催される大統領就任式典に、森喜朗元総理大臣を特派大使として派遣することを決定しました。我が国としては、引き続き日・南ア関係を強化し、アフリカ地域、国際社会の平和と繁栄のため、協力して取り組む考えです。

【参考】

(1)主要政党の得票数、得票率、獲得議席数(全400議席)。
 4月25日現地時間20時9分(日本時間26日3時9分)現在(南ア独立選挙委員会発表)。
 (イ)アフリカ民族会議(ANC)  11,650,748票 65.89% 264議席
 (ロ)民主連合(DA)       2,945,829票 16.66%  67議席
 (ハ)国民会議(COPE)     1,311,027票  7.41%  30議席
 (ニ)インカタ自由党(IFP)    804,260票  4.54%  18議席
 (ホ)独立民主党(ID)       162,915票  0.92%   4議席
 (ヘ)統一民主運動(UDM)  149,680票  0.84%   4議席
 (総有権者数:約23.1百万人、投票者数:約17.7百万人、投票率:77.3%)

(2)1994年の民主化後4度目となる今次選挙では、選挙結果について参加政党からの異議申し立てが皆無であった初めての選挙となった。

(3)我が国による支援

 (イ)我が国は、南アにおける民主主義の一層の定着を後押しすべく、新規有権者を中心に本件選挙プロセスに関する理解促進を目的として、教材の開発・配布に係る経費約3,000万円(草の根・人間の安全保障無償資金協力)を拠出した。

 (ロ)我が国は、AU、SADC、欧米諸国等とともに、4月22日の投票日に選挙監視団を派遣し、ハウテン州において在南ア大使館員8名による選挙監視活動を実施した。

(4)新大統領は、5月6日に招集される下院にて選出され、就任式は5月9日に実施される予定。

(5)森特派大使の日程

   5月7日 関空発
   5月8日 ヨハネスブルグ着
   5月9日 大統領就任式典、ヨハネスブルグ発
   5月11日 成田着

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