談話・コメント

外務報道官談話

モーリタニア情勢について

平成21年6月29日

  1. 我が国は、26日(現地時間)、昨年8月のクーデター以降非合法軍事政権下にあったモーリタニア共和国において、挙国一致暫定政府が発足したことを歓迎します。
  2. 我が国は、4日に署名されたダカール合意に基づいた今回のアブダライ大統領の下での暫定政府の発足及び同大統領の辞任に伴う大統領代行の就任が、モーリタニアにおける憲法秩序及び民主主義体制の回復に向けた前進として評価しており、モーリタニア国内の各当事者が引き続きダカール合意の履行に努めるとともに、7月18日に予定される大統領選挙が公正かつ平和裡に実施されることを強く期待します。

(参考)

  1. モーリタニアでは、昨年8月にクーデターが発生し、軍部が政権を掌握。アブデルアジズ将軍が国家高等評議会議長に就任し、新たな大統領選挙を今年6月6日に実施する旨発表したが、反クーデター派政党や主要な野党が軍事政権主導で進められてきた同選挙へのボイコットを表明していた。
  2. セネガル及びAUをはじめとする国際コンタクトグループが調停を行った結果、7月18日への大統領選挙の延期、反クーデター派政党を含む挙国一致暫定政府の設置、独立国家選挙委員会メンバーの変更等を含むダカール合意が、6月4日、全当事者間で署名された。
  3. 26日、アブダライ大統領は、ダカール合意に基づき、暫定政府を任命する政令に署名後辞任し、これを受けて、27日、上院議長が大統領代行に就任した。今次暫定政府の発足は、同国がクーデターによる非合法的な状態から脱却し、憲法秩序及び民主主義体制の回復に向けて大きく前進したことを示すもの。
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