談話・コメント

外務報道官談話

マダガスカル情勢について

平成21年3月19日
  1. マダガスカルにおいて、一般市民を巻き込んだ政治的混乱の中、憲法手続きに則らない形で政権交代が行われようとしていることについて、我が国として懸念を表明します。
  2. 我が国としては、同国において、民主的手続きに基づき早期に憲法秩序が回復されることを強く期待します。また、すべての関係者に対し、暴力に訴えることなく事態の収拾に努めるよう求めるとともに、一般市民等の安全が確保されることを求めます。

(参考)

  1. ラヴァルマナナ大統領とラジョリナ・アンタナナリボ(首都)市長(野党)は従来より政治的に対立。昨年12月、大統領が政府批判を行う市長所属のテレビ局を閉鎖したことを契機に反政府デモが激化。3月からは、軍や軍警察の一部が大統領の指示には従わないことを明言。民意も大統領から離れつつあった。
  2. 3月14日、市長派が大規模な集会を開催。軍も大半が市長派の側について政権移行を側面支援するなど、ラヴァルマナナ政権は事実上崩壊。16日夕刻、軍は大統領府の一部を占拠し、17日早朝にラヴァルマナナ大統領が立てこもるヤブルハ宮殿を包囲。17日、ラヴァルマナナ大統領は辞任を表明し、軍に権限を委譲した。報道によれば、軍は更に権限を市長に委譲。市長は新憲法を制定し、2年以内に選挙を行う旨を発表している。
このページのトップへ戻る
外務報道官談話 | 平成21年談話 | 目次へ戻る