談話・コメント

中曽根外務大臣談話

モルディブにおける大統領選挙の実施について

平成20年10月30日
  1. 我が国は、モルディブにおいて新憲法下初の大統領選挙が、平穏かつ成功裏に実施され、28日の決戦投票において、モハメド・ナシード次期大統領候補が選出されたことを歓迎する。今次選挙において、我が国が派遣した選挙監視団よりは、投票・開票等の手続きが適切になされ、平穏かつ円滑に選挙が実施されたとの報告を受けている。
  2. 今次新憲法下、複数政党制の下で初めて行われた大統領選挙の成功は、モルディブにおける民主化改革の着実な進展を示すものであり、民主的手続きにより新大統領を選出したモルディブ政府及び国民の努力を高く評価する。
  3. 我が国は、新大統領の下でモルディブの更なる発展のためにモルディブ国民が一致団結して取り組むことを期待するとともに、モルディブのかかる努力を引き続き支援していく考えである。

【参考】

(1)2008年10月8日、大統領選挙が実施されたが同選挙では過半数を制する候補がいなかったことから、前回の投票で得票数の多かったガユーム現大統領とナシード・モルディブ民主党(MDP)会長との間で、10月28日に決選投票が行われた。開票の結果、モハメド・ナシード・モルディブ民主党(MDP)会長が、これまで6期30年に亘り大統領を務めてきたガユーム現大統領をおさえ、勝利した模様。各候補の得票数及び得票率は以下の通り(29日、午前11時30分に選挙管理委員会が発表)

(2)モルディブにおいては、1978年以降ガユーム大統領による独裁政治が続いてきたが、近年同大統領は民主化改革に着手。2005年6月には複数政党制を導入。今次選挙は新憲法下で初の選挙。

(3)我が国選挙監視団は、今回の選挙の重要性に鑑み、我が国政府は、10月7日(火曜日)から9日(木曜日)、27日(月曜日)から29日(水曜日)の期間にそれぞれ3名から成る選挙監視団を派遣し、アリフ・ダール環礁及び北マレ環礁において選挙監視活動を実施した。

(4)新大統領の就任式は11月11日に実施される見込み。

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