談話・コメント

外務報道官談話

ネパールにおけるマオイスト閣僚の辞表提出について

平成19年9月19日

  1. 我が国は、9月18日(火曜日)にマオイストの閣僚4名がコイララ首相宛に辞表を提出し、同日、マオイストが制憲議会選挙の規約及びスケジュールに従わない旨宣言したことを憂慮し、今後のネパールの政治状況を注意深く見守っていく。
  2. 我が国は、ネパールの各勢力が昨年11月の合意により、国際社会の支援を得て、和平と民主化の選択を行ったことを支持している。そのため、我が国としては引き続き11月22日(木曜日)に予定されている制憲議会選挙が自由且つ公正な形で実施されることを強く期待している。

(参考)

  1. マオイスト閣僚の辞表提出

     9月18日(火曜日)、マオイスト閣僚4名(マハラ情報通信相、グルン地方開発相、ヤミ公共事業相、ヤダブ森林土壌保全相)がコイララ首相に辞表を提出、同日、カトマンズ市内の大規模集会において、バッタライ幹部がマオイストは選挙規約及び選挙スケジュールに従わない旨宣言すると共に、抗議活動計画を発表した。辞表提出の理由については、(1)制憲議会選挙前の共和制の宣言、(2)完全比例代表制による選挙の2点につき、連立政権内で合意が得られなかったためであると見られる。

  2. 制憲議会選挙

     制憲議会選挙は11月22日(木曜日)に実施予定。小選挙区240、比例代表240、閣議推薦17の合計497議席。比例代表では、被差別階層に対する代表枠を設置するとともに、50%を女性とすることが規定されている。我が国は、選挙支援として、投票箱6万個の支援、選挙専門家の派遣、ネパール選挙管理委員会職員の本邦研修等を実施してきている。

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