談話・コメント

外務報道官談話

シエラレオネ共和国の大統領・国会議員選挙について

平成19年8月14日

  1. 我が国は、8月11日(土曜日)、シエラレオネ共和国における大統領・国会議員選挙が自由・公正かつ平和裡に行われたことを歓迎する。我が国が派遣した選挙監視員からも同旨の報告を受けたところである。我が国は、本年6月に、シエラレオネを検討対象国の一つとする国連平和構築委員会の議長国に就任し、また先般浜田昌良外務大臣政務官が同国を訪問し選挙の成功裏の実施を促したところでもあり、今般の選挙の成功は特に喜ばしい。
  2. 我が国は、シエラレオネ国民が積極的に一連の選挙に参加し、同国に民主主義が着実に根付いていることを示したことに敬意を表する。また、選挙管理委員会をはじめ、今次選挙の実施や監視に尽力したシエラレオネ国内外の関係者の努力を高く評価する。
  3. 今般の選挙の結果が適切に確定された際には、全ての当事者がこれを尊重し遵守することが重要である。我が国は、選挙後も引き続きシエラレオネ情勢を注視していく。
  4. 今般の選挙については3月に機材支援を行い監視員も派遣したところであるが、我が国は今後とも、シエラレオネにおける平和の定着のため、二国間及び多国間ベースにて、また第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)プロセスや国連平和構築委員会の活動を通じて、同国への支援を行っていく決意である。

(参考)

1.シエラレオネ大統領・国会議員選挙概要

 有権者は18歳以上の男女。今次選挙における有権者登録数は約262万人(有権者の約91パーセント、シエラレオネ人口は約570万人)。

(1)大統領選挙

 大統領の任期は5年。大統領選挙の結果は1週間程度で判明する見込みであるが、何れの候補も有効投票の55%を獲得できない場合、上位2者による決選投票が、第1回投票結果発表後14日以内に行われる予定。

(2)議会選挙

 112議席(全て小選挙区。この他に首長議席12の定数124議席。)

2.我が国による支援

 「平和の定着」をアフリカ支援の柱の一つとし、本年6月には国連平和構築委員会(PBC)の議長に就任した我が国は(シエラレオネは同委員会の検討対象国)、シエラレオネ共和国の選挙プロセス支援のため、以下の各支援を行っている。

(1)国連開発計画(UNDP)を通じ、選挙機材支援のために約280万ドルを供与。

(2)今次選挙の成功を慫慂するため、8月、浜田大臣政務官が同国を訪問。カバ大統領を訪問した他、シエラレオネ政府や国連等の関係者との協議を行い、成果報告書をシエラレオネ政府及びPBCや安保理メンバー国等に提出した。

(3)シエラレオネ選挙管理委員会(NEC)からの要請を受け、在ガーナ大使館館員2名を選挙監員として派遣。

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